コンテンツ番号:851 更新日:2021年08月11日

あきたこまちの出穂の画像
有機栽培あきたこまち8月7日撮影

 あきたこまちの出穂が始まり、穂揃い期となりました。
 今年は6月下旬から雨がほとんど降らず気温も高めに推移し、例年より一週間ほど早い出穂となっています。雨が降らないため、日照も多く成長は良好でイモチ病の発生も見られず、順調に生育しています。
 水稲の出穂期には水が必要ですが、村では農業用水に八郎湖の水を利用していることから水不足になることは無く、生育に合わせて用水を存分に利用できます。稲は出穂と同時に小さな白い花を咲かせ自家受粉します。この出穂期間は著しい成長をすることから水が必要となり、農家は「花水」を入れると表現して水管理を行います。
 昨年は高温障害が一部見られ今年も心配していましたが、台風9号の通過後、急に気温が下がり週間予報では曇りや雨の日が続いています。極端な天候の変化にヒトも戸惑いますが、今後は登熟に必要な日照確保が心配になってきます。
 収穫が終わるまで、台風や豪雨など大きな災害が無いことを願っています。

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