コンテンツ番号:887 更新日:2022年04月01日

 本日から令和4年度が始まりました。
 ロシアの侵略によりウクライナでは、400万人が難民となっているようす。それは、北東北の青森・秋田・岩手の人口に山形の半分の人口を加えた規模であり、大変な状況です。一日も早く終息することを願っています。しかし、世界において民主主義国と専制主義国との対立は益々激しくなるものと思います。世界情勢の不安定化による円安や物流停滞、石油類の高騰、電気料金の値上げ、小麦や大豆の値上げなど、様々な方面で影響が出てきています。
 コロナについて、村ではワクチンの3回目接種も18歳以上の一般村民に対して、本日と4日月曜日の二日ですべて終了し、接種率では80%となる見込みです。しかし、オミクロン株は変異株も出てなかなか終息に向かっていません。秋田県でも近頃増えている状況であります。

 令和4年度は、コロナ感染の影響に加え、ロシアのウクライナ侵略による影響も加わることが想定されます。
 そうしたなか、令和4年度予算は一般会計36億2千万円、特別会計19億9千万円の予算規模となっております。昨年度策定した総合村づくり計画後期計画と、行財政改革大綱に沿った村づくりと行政運営をしっかり進めて参ります。
 また、事業予算は小さい脱炭素関連施策と、みどりの食料システム戦略関連ではありますが、国が公募している脱炭素先行地域へ応募し、先般ヒアリングもありました。認定になるかは分かりませんが、採択になれば一気に事業化を進めて参ります。認定にならなければ、計画の見直しをして再度申請して行きたいと思います。
 みどり戦略について、「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」の有機農業・環境保全型農業部門において、村の「かやもり農産」の栢森さんが農産局長賞を受賞しました。村では農水省のオーガニック・ビレッジに応募する予定であり、良い弾みが付くと思います。
 脱炭素と緑戦略は一体的に取り組むことで相乗効果を上げ、地域の環境と農業と経済の好循環を構築していきたいと思います。

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