コンテンツ番号:897 更新日:2022年06月08日

スマート農業(アイガモロボット)の画像

 大潟村では、昨年からアイガモロボットの実証が始まっております。 
有機栽培の稲作は雑草との戦いであり、多くの農家は草取りに大変苦労していて、アイガモロボットに大きな期待を寄せています。

 我が家では、除草機とアイガモの複合による対策を行い、最後は人による草取りも行って雑草の種も増やさないように気をつけてきました。
 アイガモは稲の害虫も食べ、特にコナギなどの広葉の雑草には効果があります。しかし、生き物ですから稲を食べたり、稲を抜いてしまったり、部分的に稲が無くなってしまうこともしばしばあります。また、アイガモを水田に入れるにはアイガモが逃げないように、水田をアイガモネットで囲む必要があり、その設置と撤去には相当の労力がかかります。
 そうしたこともあり、ロボットで除草効果を出せればと言うことで、今年の実証試験を受けることにしました。アイガモロボットは水田に浮いて1日3回くまなく水田を回り、表土を撹拌して水を濁らせ雑草の発生を抑制します。
今のところ雑草の発生は見られず、効果が期待されています。