コンテンツ番号:841 更新日:2021年07月07日

農林水産省東北農政局要望活動の画像

 7月5日に農林水産省東北農政局へ国営土地改良事業「八郎潟地区」の要望活動に、大潟土地改良区はじめ村内団体長と行ってきました。
 東北農政局では内田局長、得田次長、豊農村振興部長他の皆様に対応していただきました。
 八郎潟地区は本年度より事業着手し、大潟村に4月から現地事務所で準備を進め、7月1日に正式に「東北農政局八郎潟農業水利事業所」として開設し、現地駐在員が9名常駐する体制が整ったところです。本年は、次年度からの本格工事に向けた設計が主な業務となり、次年度以降は更に人員も増やし対応に当たるとのことでした。
 1964年に国営の八郎潟干拓事業により八郎潟の湖底に誕生した村ですが、この間、農業水利施設(用水路・排水路)の抜本的な改修は行われず経過していました。特に、幹線用水路は不等沈下や腐植による漏水等の多くの課題を抱えている状況であり、早期の改修が求められていましたが、ようやく始まったことになります。
 要望は①次年度の国営土地改良事業「八郎潟地区」の予算確保と事業の継続実施、②地域農業の推進に必要な農業農村整備事業の十分な予算確保についてであります。内田局長からはしっかり対応して参りますので、本省や国会議員への要望もお願いしますとの心強い返答をいただいたところです。
 懇談では高収益作物の特にタマネギの栽培状況やパックご飯工場が完成したこと、スマート農業に関する取り組み、幹線排水路を活用したボートコースでのデンマーク代表チームのオリンピック事前合宿、コロナの農業への影響やワクチン接種の状況、今後の対策など多岐にわたり、有意義な意見交換をすることができました。
 また、東北農政局若手職員と村の青年農業者との意見交換の場も設けましょうということも話題になりました。是非、実現したいと思います。

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