コンテンツ番号:693 更新日:2016年05月02日

小泉進次郎自民党農林部会長視察の画像
ベジタブルスタイルのハウスにて

 4月28日小泉進次郎自民党農林部会長、鈴木憲和副部会長をはじめ、秋田県選出国会議の皆さんが大潟村を視察に訪れました。大潟村に入って間もなく、桜と菜の花ロードを通り、前日からの雨に耐えた桜と菜の花の延々と続く景色に感激されていました。
 視察では、村の青年9人が出資している農業生産法人「(株)ベジタブルスタイル」の青ネギ栽培の状況(高収益品目等導入支援事業でハウス24棟整備)を視察して、移植作業も体験するなど、若手生産者との意見交換もできました。
 「(株)大潟村カントリーエレベーター公社」では、米の低温倉庫内での多様な栽培品目の保管状況や生産・販売に関すること、また、カントリー公社では有機肥料を自社生産し循環型農業を進めていることについて視察。
 「(株)大潟村あきたこまち生産者協会」では、米粉を活用した様々な加工品(グルテンフリーのロングパスタ・ショートパスタ・パン等)の生産・販売・商品検査体制について視察。
 昼食の意見交換会では、村の出席者からは、農業での雇用者の高齢化から、今から外国人労働者について検討しなくてはならないこと。農薬もジェネリックで価格を下げること。用水路の更新時期に来ていて、国営事業での更新のお願い。米や米粉加工品の海外輸出についての取り組み等の話題提供がありました。
 小泉部会長の挨拶で「大潟村は農政を巡り過去に様々なことがあった、一度足を運んで、しっかり現状を見て地元の方々の話を直接聞かねばならないと思っていた。今回の視察では、様々なことを大潟村で展開されていることがよく分かった。過去を含め、大潟村では現状を嘆くのでは無く、変化に適応すべく前向きに努力して来たし、現在も努力していることに敬意を表する。政府、自民党としても、農業現場の雇用問題、資材価格の低減や海外輸出等について共に努力し、支援もして行く。」とのことでありました。
 まだ若い小泉部会長ですが、農業のことも良く理解され、将来を見据えた方向は同じだと思いました。現状を嘆くのでは無く、将来に向かって努力し、変化に適応して行きたいと思います。