コンテンツ番号:754 更新日:2017年04月17日

水稲の種蒔きの画像
育苗ハウスに苗箱を並べ被服している

 我が家で15日(土)〜16日(日)にかけて水稲の種蒔きをしました。
 我が家の水田面積は、14.4haで作付けは主食用として有機栽培のあきたこまち8.8ha、転作(減反)として米粉用の秋田63号3.4ha、有機栽培大豆2.2haとなっています。
 今回、種を蒔いたのがあきたこまちと秋田63号の2品種で、育苗箱にして3600枚になります。あきたこまちはすべて有機栽培で、使う資材も認可の取れた有機肥料や土壌改良材です。秋田63号は米粉用の多収品種で、米粒が大きく製粉に適しています。大潟村ではカントリーエレベーター公社に製粉工場があり、その粉を使って加工する餃子と麺(パスタ)の工場(会社)もあります。
 大潟村全体の水田面積は8,962haで、そのうち主食用が4,905ha、転作の水稲(加工用・米粉他)3,891ha、畑作(大豆・小麦・カボチャ等)166haとなっています。また、有機栽培が499haで水稲・大豆・カボチャを栽培しています。
 この2週間ぐらいの間に一斉に種蒔きをしますので、種の準備、育苗用土の準備、ハウスの準備など農家は忙しく作業を進めています。多くの農家が農舎で種蒔きをし、育苗用のビニールハウスに苗箱を並べ、田植えまでの一ヶ月間苗を育てます。
 稲作農家にとって、種蒔きの準備から田植え後の片付けまでの2ヶ月は最も忙しい時期となります。
 17日から低気圧による暴風雨の心配をしていましたが、一部でハウスの被害が発生したものの大きな被害には至っていません。今年の春は雨が多く、水田の作業に支障を来している状況です。
 今後の天候の回復と大きな災害の無いことを願っています。

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