コンテンツ番号:769 更新日:2017年09月04日

デンマークボートチーム東京オリンピック事前合宿決定の画像

 8月31日、デンマーク大使館において、スカイプを使ってデンマーク・ボートナショナルチーム・ラース総監督と高橋大潟村長・佐竹秋田県知事(事前に署名済み)・秋田県ボート協会伊藤会長、立会人としてデンマーク・フレディ全権大使がそれぞれ署名し、「東京オリンピック事前合宿基本合意書」調印式を無事に終えることができました。
 大きなテレビ画面にデンマークのラース総監督とフィン次期監督が映って、あたかも同席しているような和やかな雰囲気での調印式となりました。デンマークにとっても最初のオリンピック合宿調印であり、大使館も関わり行われたと云うことでフレディ大使もとても喜んでくれ、今後も協力して頂けるとのことでありました。
 村は国のオリンピックホストタウンにデンマークを相手国として認可されていますので、今後はホストタウン事業も活用して、デンマークチームがメダルを取れるように合宿サポートと応援をしていきたいと思います。また、今年の全国高校総体のボート競技において大潟村出身の女子選手がダブルスカルの部門で優勝しました。中学生も全国大会で入賞するなど活躍しています。今回の調印を契機として、地元選手の競技力向上を図る機会にもしたいと思います。
 そして、ホストタウン事業は相手国との交流や文化の紹介など幅広い活動ができます。デンマークは九州ぐらいの大きさに人口570万人と小さな国ですが、教育や福祉、デザイン、農業、再生可能エネルギー分野など先進的な国です。デンマーク大使館との総合交流協定も活かして、村の子どもたちの交流や文化の理解の促進などを図っていきたいと思います。
 今回の調印に当たって、デンマーク大使館はじめご協力頂いた皆様に深く感謝申し上げます。