コンテンツ番号:770 更新日:2017年10月13日

デンマーク王国フレディ大使主催晩餐会の画像

 デンマークと日本の国交150周年を記念して、デンマーク王国フレディ大使主催晩餐会の招待を頂き10月12日出席してきました。
 大潟村は昨年12月にデンマーク大使館と総合交流協定を締結し、本年8月にはデンマークボート協会と大使館立ち会いの下で東京オリンピック事前合宿地の基本合意書の締結をしていました。そうしたことから、今回の招待に繋がったものと思います。
 会場は東京目黒の雅叙園で和風の素晴らしい施設で、晩餐会にはデンマーク皇太子夫妻、日本の皇太子夫妻が共に出席された華やかなパーティーでした。今回のデンマークの訪問団は大臣が4名、企業が55社と過去最大級の訪問団として皇太子と共に来日されたとのことでした。
 私の隣はデンマークのラーセン環境・食料大臣でお互いの国の農業について話をすることができ、大臣の実家も養豚をやっているとのことでした。デンマークでは農地を保全する意識が強く、何かしら作付けして地表を出さないことが義務づけられ、また、有機栽培の普及にも力を入れていて、将来の目標を作付面積の50%に掲げているようです。

 晩餐会の食事はデンマークと日本の料理を組み合わせたもので、バランスも良く構成されていました。その中で、食事の最後に出された寿司には「大潟村産新米有機栽培あきたこまち」が使われていて、出されたときには感激しました。アナウンスもしていただき、テーブルの方々には私の村の米だと自慢してしまいました。しっかり握られた小ぶりのシャリで、ネタとのバランスも良くとても美味しかったです。あきたこまちはとてもよく寿司に合います!
 ジャズの演奏もあり日本とは違う雰囲気の素晴らしい晩餐会にご招待していただき、フレディ大使には感謝しております。
 2020年東京オリンピックに向けて、デンマークボートの選手の事前合宿のみではなく、村や秋田県のボート選手の育成や村民のデンマーク理解、交流と幅広く取り組んで行きたいと思います。