コンテンツ番号:773 更新日:2017年10月27日

日本ジオパーク全国大会2017男鹿半島・大潟大会の画像
主会場:男鹿市民文化会館

「第八回日本ジオパーク全国大会2017男鹿半島・大潟大会」が10月25日〜27日にかけて大潟村と男鹿市を会場に開催されました。当日は1000名の参加者で大会は大盛会でありました。


 今大会は日本ジオパーク活動開始10周年記念として東北初開催と言うこともあり、大会テーマを「あしたへ〜日本ジオパーク!東北から発信!〜」と題して、東北のジオパークとも連携した大会としました。
 男鹿市文化会館での開会セレモニーでは中学生によるジオパーク紹介があり、大潟中学校から一年生の佐野真尋さん、湊鈴乃さんが登場しユーモア溢れる大潟村のジオスポットの紹介をして、会場を盛り上げて頂きました。また、エクスカーションでは大潟を巡る二つのツアーが企画され、ホテルサンルーラルでの歓迎会において大潟中学二年生から「百姓踊り」を披露して頂き、大変好評でした。中には昔の農作業を思い出して涙する参加者がいたほどです。
 中学生のみなさんお疲れさまです。素晴らしい活躍を誇らしく思っております。

 ジオパークはユネスコのプログラムにもなり、世界的な広がりが一層増しています。しかし、世界のジオパークの考え方と日本のジオパークの置かれている位置付けで、考えの違いがあるように思います。それは、保全に重点を置く世界の考え方と、活用に重点を置こうとする日本の違いです。
「トップが考えるジオパークと地域振興のあした」の分科会では、これまでを振り返りこれからの10年を考える内容として意見交換しました。そして、今後のジオパークに必要なこととして「ビジョンと戦略」と集約しました。
 今後も男鹿市と共に各地域のジオパークと連携して、ジオパークを通じて地域振興を図って行きたいと思います。

 ご協力頂いた県内・東北各ジオパークの皆様ありがとうございます。スタッフ・ボランティアの皆様、たいへんお疲れ様でした。
みなさんに喜んでもらえた素晴らしい大会となりました。