コンテンツ番号:777 更新日:2020年01月06日

新年あいさつの画像
高層ビルが林立するシンガポール

 あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願い申し上げます。

 村役場は10連休と長い正月休みでした。職員においては、スキーに行ったり家族とゆっくり過ごすことができたことと思います。私は、シンガポールに行ってきました。
 輸出事業として食品展示会に2年前に行ったのが初めで、今回2回目となります。秋田県からシンガポールに出向している佐々木さんに案内して頂いて、しっかり観光することができました。
 地下鉄は7路線あり、高層ビルや高層マンションが整然と立ち並び、東京をコンパクトにした感じで、街にゴミはほとんど無く、治安も良く夜でも安心して歩けました。宗教もヒンズー・イスラム・キリスト・仏教それぞれの寺院が渾然とあり、宗教間のトラブルもないようでした。
 世界経済の拠点として、多民族国家として、とても良く秩序が保たれている国でした。
 しかし、世界では今までの秩序が大きく壊れてきています。イギリスのEU離脱・アメリカの自由貿易から自国主義への転換、エルサレムの問題、世界規模で今までの秩序が壊れてきています。反面、中国やロシアなど新たな勢力の台頭による世界のパワーバランスの変化、ビットコインやIOT・AIを活用した新たな経済の構築が進んできています。
 益々、混沌とした世界になっているなか、日本はどう対応して行くのか。国内においても、農政の大きな転換、経済、教育、福祉、安全保障と課題が山積しています。
 村づくりにおいては、そうした背景の中においてもしっかりと総合村づくり計画を策定して、今後の村の進む方向を示し実行していく必要があります。
 広報紙の新年あいさつで「探求と挑戦」の年とすることを書かせていただきました。
 探求には長期的な視点と短期的な視点があると思っています。長期的な探求は、物事を深く掘り下げて時間をかけて探求することです。短期的な探求は、限られた時間の中でより良いものを作り上げようと探求することです。そして、探求したことを実行するのが挑戦です。
 本年は、50周年を経た最初の村づくり計画の策定と実行の年であり、「探求と挑戦」の年として事業を進めて行きます。
 本年も村政へのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
 皆様のご健康とご多幸をご祈念申し上げます。

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