コンテンツ番号:785 更新日:2020年11月18日

東京農業大学との包括連携協定の画像
左から高野学長、高橋村長、夏秋副学長

 今年の3月31日に大潟村と東京農業大学との間で包括連携協定を締結いたしました。本来は調印式を行う予定でありましたが、コロナの影響で郵送による調印書面の交換をして締結していました。その後も、なかなか東京農業大学への訪問ができずにいましたが、11月18日高野学長を表敬訪問することができました。
 私は東京農業大学の卒業生ですが、大学の変わりようには行く度に驚いています。唯一変わらないのが、正門と中庭の大木です。しかし、正門では検温と厳格な出入りのチェックがなされ、勝手にキャンパスに入ることはできません。また、各建物の入り口でもJRのようなゲートがあり、厳しく入室管理がされていました。今のコロナの状況を考えると、徹底した対策は安心にも繋がります。
 現在の東京農業大学では農学部から進化し、3キャンパス6学部で生命、食糧、環境、健康、エネルギー、地域再生に挑む13000人の学生が学ぶ大学となっています。春に完成した、新研究室棟「農大サイエンスポート」は、世田谷キャンパスの4学部15学科87研究室が集う施設となっており、廊下から中の様子が見える様にガラス張りとなっていて、見学していてワクワクしました。
 高野克己学長との面会は見晴らしの良い学長室で行い、夏秋啓子副学長、寺田守一学長室長と共に、様々な話題に及びました。夏秋副学長は付属稲花小学校の校長も兼任されており、現在は2年生までしか在校していない状況ですが、5年生では農業のことを学ぶので、大潟村の農業を題材にしたいとのことでした。村の小学生との交流に繋がって行ければと願っています。
また、高野学長が大潟村を訪問し、講演して頂くことも快諾して頂きました。2月中旬を予定し、今後日程を調整して村民向けに講演して頂きます。
 農業は再び注目されている分野ですが幅広い領域に及び、東京農業大学の知見を今後の村づくりに生かして行ければと思います。

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