コンテンツ番号:685 更新日:2016年03月14日

マダガスカル農業大臣訪問の画像
干拓博物館にて

 3月11日、アフリカのマダガスカルから、Roland農業大臣一行5名が大潟村を視察訪問しました。
 大潟村では、毎年、JICA事業の日本の稲作技術を学ぶアフリカからの研修の一環を受け入れていて、マダガスカルからも技術者が来ていました。そうしたつながりから、Roland大臣が大潟村も見たいと言うことで、視察に来ることになったそうです。
 マダガスカルでは、農地開発と生産者への対策を講じて米の生産を増やそうとしているそうです。
 また、マダガスカルの公用語はフランス語(以前フランスの植民地)で、地域はアフリカですがスリランカやアジアとの関係も古くからあるそうです。近年は、そうした独自の国の個性を活かした国づくり(農業振興)を進めたいとのことです。特に、日本との関係も重視しているようでした。
 また、米の一人あたり消費量は130kgと日本の2倍もあり、驚きです。朝はおかゆで、昼と夜は普通のご飯で、多くの国民が3食ご飯を食べるそうです。国内生産だけでは足りず、米は輸入して間に合わせているとのことでした。

 何処の国も農業の課題はあると思います。マダガスカルの「個性を活かして国づくりを進めたい」との大臣の言葉が印象的でした。

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