コンテンツ番号:670 更新日:2015年11月15日

ジオパークの画像
高千穂山頂「天の逆鉾」

 男鹿半島大潟ジオパークとして、男鹿市長はじめ案内ボランティアの方々や関係者と共に、鹿児島県霧島市で行われた、ジオパーク全国大会に参加してきました。
 ジオパークということもあり、阿蘇山や新燃岳の噴火など多少は不安もありましたが、霧島ジオパークは世界ジオパーク認定を目指して積極的な取り組みをしているということで、期待と共に鹿児島空港に降り立ちました。10月下旬でしたが、さすがに南国で半袖でもいいくらいの暖かさです。
 ジオパークは、今年11月にはユネスコの正式なプログラムに昇格される見通しで、世界自然遺産はじめ文化遺産などと共にジオパークもユネスコの世界遺産の一つになります。そうした中での多彩なプログラムで、現在の問題点や今後の日本ジオパークの方向の確認など、分科会を含めて充実した内容でありました。
 最終日は、ジオツーリズムの各コースに分かれ、私は高千穂登山に参加しました。高千穂は天孫降臨の山として、また、坂本龍馬が新婚旅行で妻おりょうと登った山として、興味深い企画に参加しました。
 当日は、素晴らしい快晴で期待に胸膨らませて、神が降り立った山にいざ登山。
 新燃岳が噴火の時に降らせた火山灰や礫が山道に積り、足場を悪くしていました。また、上るにつれ枯れた木が目立ち火山のガスの影響とのことです。噴火口の大きさや溶岩の流れた後、自然の驚異を目の当たりして登りました。山頂には「天の逆鉾」が祭られ、素晴らしい眺めで、天孫降臨を実感した登山となりました。
今回の全国大会は、男鹿半島・大潟ジオパークの再認定審査と今後に活かしていきたいと思います。
 「高千穂の頂き立ちて神々の造りし国の躍動今に」

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