コンテンツ番号:706 更新日:2016年07月13日

高齢者の福祉運動会の画像
流れるよう手さばきの縄綯い

 7月8日高齢者の福祉運動会が開催されました。
 150人が参加して会場の外まで笑い声が聞こえる、元気な笑顔の絶えない運動会でした。
 大潟村は昨年初めて高齢化率が30%を超え、村の高齢化率も急速に上昇してきました。
 しかし、村のお年寄りの皆さんはとても元気に過ごしています。本日の運動会も、楽しく真剣に競い合っていました。
 じゃんけんリレー、ビン運び競争、玉入れなど、農村ならではの縄綯い競争では、かつて稲作農家では縄は自分で作るのが当たり前であった頃、身につけた素早い手さばきで縄を綯っていきます。本当に見事な手さばきで、綺麗に縄が綯われていくのには感心します。私も、少し挑戦しましたが、全くうまく行きませんでした。
 大潟村のお年寄りが元気なのには訳があります。農業は生涯できる職業で、今でも現役で野菜など栽培して直売所へ出荷したり、農業で培った技術を活かしてシルバー人材センターで道路の草刈りを行って小遣いを稼いだり、老人クラブでは柿の栽培をして景観形成と一部は販売して活動費に当てたりと、農業を通じた活動をしていることが元気なお年寄りにつながっています。
 村では、国の事業を活用して農福連携による地域福祉の充実を図り「日本一元気な長寿村」を目指して参ります。

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