コンテンツ番号:712 更新日:2016年08月12日

浦安市・大潟村子ども交流の画像
浦安児童による浦安紹介

 8月5日から二泊三日の日程で千葉県浦安市から小学5年生18名と引率の大人8名が大潟村を訪問し、村の小学生との交流や農業体験などをしました。私は歓迎会と浦安紹介、そして交流バーベキューに出席しましたが、とても元気の良い浦安の子どもたちでした。
 そもそも村と浦安市との交流は、私が松崎浦安市長と有志の市町村長による勉強会で知り合ったことに始まります。浦安市は「埋め立て」で拡幅していること、大潟村は「干拓」(水を抜いて湖の底を活用)でできていて、浦安は市街化区域のみで農地は無く、大潟村は農地しかないような所で真逆の関係から交流の話が弾みました。その後、私が浦安市にプレゼンに出向いたり、浦安市長が視察に訪れたりして、子どもを中心に相互交流が企画され本年で7年目となっています。
 今回、浦安の子どもたちが浦安市の紹介をしていたなかに、浦安市も埋め立てを始める前に漁師の漁業権放棄という大きな課題があったそうで、大潟村も干拓の前には八郎潟の漁師との漁業権放棄が大きな課題でありました。共通の問題を解決して来た経緯もあることを改めて知ることができました。
 浦安の子どもたちは二日間ホームステイして、農家の家でも交流を深めたようです。
 都市と農村の人口格差など様々な問題が指摘されていますが、都市と農村の共生を目指し今後も取り組んで参ります。

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