コンテンツ番号:714 更新日:2016年09月26日

ブラジル移住者の大島さん夫妻表敬訪問の画像
村議会議事堂にて。前列が大島さん夫妻

 9月16日、ブラジルに移住されて農業を行っている大島さん夫妻が役場を表敬訪問しました。
大島さんは1961年に東京農業大学を卒業して、すぐにブラジルへ農業移住のために渡伯し研修期間を経て農業を実践し、ミナス州のカンブイ町の郊外でバラの栽培を行っています。現在は、長男が農場経営を行い本人はリタイヤされていますが、海外での成功者の一人であり、多くの後輩の面倒も見て貢献されて来ました。
 ブラジルはじめ南米や北米には日系の海外移住地が多数あり、現在も多くに日系人が農業を行っています。特に、ブラジルでは日本人がブラジル農業に大きく貢献し、野菜の栽培や温帯果樹栽培、花の栽培などによってブラジルの食や生活を豊にしてきました。
 大潟村は農業の国内移住地であり、戦後に海外移住された方は大潟村への移住も考えたこともあるようで、村のことを良く知っていて、常に関心を持って見ているようです。
 世界で活躍する日本人、しかも農業での成功は大きな励みになります。TPP等、今後大きな議論になると思いますが、日本の農産物や農業技術は優れているところが多くあると思います。日本に閉じこもるばかりでなく、世界で活躍するくらいの気概が欲しいと思います。