コンテンツ番号:731 更新日:2016年11月10日

第一次入植50周年記念碑の画像

 11月10日、第一次入植50周年記念碑の除幕式がありました。
 50年前の昭和41年11月10日、干拓間もない大潟村の中央地区に建設された訓練所で、第一次入植訓練所入所式が行われました。全国から集まった58名は新天地での訓練開始を入植の日と位置づけ、本日の除幕式と祝賀会を開催したということです。訓練が終わって、実際に入植したのは56名であり、家族と共に入植し現在に至っています。
 入所式から50年が経ち、石碑には「ありがとう湖底の新天地」と碑文が刻まれていました。家族と共に干拓地の大潟村に人生をかけてきて、言葉では言い尽くせない苦労が多くあったと思いますが、「ありがとう」いう言葉を残して頂きました。
 入植した方々からありがとうの言葉を頂けることは、世紀の干拓事業として取り組んできた国や県、そして村も感無量の思いであります。一次入植の皆様に衷心より深く感謝申し上げます。
 石碑は二つの台座に支えられており、村では50年間に多くの問題や争い事がありましたが、そうしたことを乗り越え「支え合って生きてきた」ことを表しているものと思いました。
 こうした思いを後世に伝え、今後の村づくりを進めて参ります。第一次入植のご家族の弥栄をご祈念申し上げます。

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