雪が積み上げられた役場駐車場
本日1月20日、大寒を迎え一年で最も寒い日となっております。
大潟村の気温は午前8時30分現在、−2度です。昨日からの降雪に除雪車が夜中から除雪作業を行い、道路と歩道の除雪は朝までに終わらせ、通学や通勤に支障が無い状況です。そして、役場の駐車場は除雪した雪が山のように高く積み上げられてきました。
今年の秋田はじめ日本の大雪は、日本海の海水温の上昇が原因とのことです。水温が上がり、日本海からの水蒸気が増え大雪をもたらしているそうで、地球温暖化による大雪とも言えます。世界中で気候変動による災害が多発しており、地球温暖化防止は人類の喫緊の課題となっております。
18日菅総理大臣の施政方針演説がありました。コロナ対策に全力を尽くすこと、「グリーン」と「デジタル」に力を入れ新たな成長戦略にすること、地方へ人の流れを作ることなどを話され、グリーンでは2050年カーボンニュートラル宣言の実現に、あらゆる手段を講じていくこととしています。
そして、本日アメリカではバイデン新大統領の就任式があります。バイデン大統領も脱炭素社会の形成に大きく舵を切り、パリ協定への復帰署名をするようです。バイデン大統領就任に先立ち、中国も脱炭素の方向を示していますので、主要国が脱炭素社会形成、地球温暖化防止で足並みを揃えることになります。
大潟村でも「自然エネルギー100％の村づくりへの挑戦」計画を、2050年の実現を目標に策定し、取り組みを始めております。そして、本年バイオマス産業都市の認定も頂いたところです。農業を主産業とする大潟村は、地球温暖化防止に率先して行動を起こしていかなければなりません。