様々な色・形を楽しめました
大潟村は、オランダの干拓(湖の水を抜いて土地を造成)技術の支援を受けて、国営事業として八郎潟干拓工事が行われ、新たに17000ヘクタールの土地が八郎潟の湖底に誕生しました。そして、食糧生産基地として現在に至っています。
稲作を中心に農業を行いながらも、様々な作物の栽培にも挑戦してきました。その一つにチューリップがあります。
チューリップを大潟村に導入したきっかけは、そうしたオランダとのつながりと、冬季間の天候(日照が少ないこと)が適していることからでした。そして、実際にオランダへ視察に行ったり、球根を輸入したりして栽培が始められました。
日本の主な産地は新潟と富山ですが、大潟村は多品種栽培として市場の評価もいただいています。
今年のチューリップの展示は実に50品種にも及び、希少な品種を含め様々な色と形を楽しめました。
寒さに強いチューリップは、玄関など寒いところに飾ると一か月近くは花が持ちますので、一足早い春を楽しんでください。