コンテンツ番号:681 更新日:2016年02月26日

北海道下川町バイオマス熱利用視察の画像

 北海道下川町は森林を活用する一環で、木材からの木質バイオマスを活用した熱利用を進めています。すでに、学校や病院、公民館、役場庁舎など多くの公共施設にバイオマスボイラーを導入し、燃料として地域の間伐材を利用した木質チップを使い、林業との連携がしっかり図られていました。
 そして、今後は施設ごとに導入したボイラーを結び、地域熱供給へと拡大して行く構想を進めています。事業化に当たっては地域熱供給の先進地であるデンマークの技術を取り入れて、より精度の高い事業の構築を目指しています。
 大潟村では現在、稲作から出るもみ殻を地域のバイオマス資源として活用する、バイオマス熱利用のマスタープランづくりを進めています。そして、事業化に当たっては、下川町の様にデンマークの先進技術を取り入れ、農業と地域経済のエネルギー好循環を目指して行きたいと思います。