有機米の田んぼに乗用除草機で除草作業をしていたところ、カモメ3羽が飛来しました。
田んぼでカモメを見るのは初めてで、とても驚きました。しかも、除草機が近づいても逃げることもなく、除草機のローターで田んぼが撹拌された後に出てきた虫などの餌を食べていて、しばらく除草機の回りを飛んでは餌を食べていました。
5月に農林水産省では「みどりの食料システム戦略」を策定し、SDGsや環境への対応など農林水産業の生産性向上と持続性の両立をイノベーションで実現することを目指しています。
具体的には、農林水産業のCO2ゼロエミッションの実現、農薬や化学肥料の使用量低減、有機農業取り組み面積の拡大などです。
こうした動きはヨーロッパ(Farm to Fork 戦略)やアメリカ(農業イノベーションアジェンダ)でも、すでに計画が策定されていて世界的な動向となっています。
大潟村では、総合村づくり計画の後期計画の見直しを今年度行うこととしており、SDGsや「みどりの食料システム戦略」の要素を村の計画に反映する事としております。
八郎潟を干拓し、モデル農村として人工的に作られた村だからこそ、先端農業と環境を意識した取り組みを積極的に進めていきたいと思います。
田んぼにカモメ飛来
コンテンツ番号:823 更新日:2021年05月31日