コンテンツ番号:683 更新日:2016年03月07日

冬鳥の北帰行の画像
シジュウカラガン

 大潟村には、シベリアへの北帰行に備えて南下していた冬鳥、特にガン類が数多く集まり、マガンやヒシクイ、オオヒシクイ、絶滅寸前のシジュウカラガンやハクガンも見られます。
 シジュウカラガンとハクガンは、自然保護団体の増殖活動の結果、少しずつ日本に来る個体数が増えてきているそうです。
 3月6日行われた観察会では、講師の呉地さんが「野鳥に選ばれた大潟村」に誇りを持って下さいと話をして下さいました。
 大潟村は田んぼの落ち穂が餌となり、周りの湖がねぐらとなっていて、広大な面積で多くのガン類を受け入れていることになります。観察会でも、上記すべてのガン類を見ることができました。今、ガン類は北帰行しました。来年も無事に帰ってくることを願っています。

 今後も水田と野鳥との関係を大切にして、「豊かな自然と農業の共生」を目指して行きたいと思います。

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