コンテンツ番号:843 更新日:2021年07月20日

壮行出発式の画像

 7月18日デンマーク・ナショナル・ボートチームの壮行出発式を行いました。6月20日に来村し早くも一月が経ち、いよいよ東京オリンピックに向けて村を出発します。
式では合宿記念証と大潟村産有機米の贈呈、「力戦奮闘」の揮ごう披露を行い選手の激励をしました。
 合宿記念証は英文で記念証とボートコースの写真に力戦奮闘の揮ごう文字をデザインした見開きの証書となっています。大潟村で合宿した良い記念になることと選手のオリンピックでの活躍を願って作成しました。
 有機米は選手からの希望もあり贈呈したもので、メニューで白米のご飯を出す時もあり、美味しいと大盛りで食べていたようです。
 揮ごうしたのは大潟中学3年の前田柚子さんで、1年生の時にデンマーク交流でデンマークを訪問した経験があり、今回は選手がオリンピックで活躍出来るよう思いを込めて書いたとのことでした。
 事前合宿は天候にも恵まれ予想以上に順調に行われました。コーチや選手からはボートコースと艇庫トレーニング施設の素晴らしさ、特にボートコースは世界でも希な直線コースで充実した練習を行うことができたと感謝のことばをいただきました。また、コロナ対策も選手とスタッフの毎日のPCR検査、練習会場や宿泊施設での他人との接触回避など徹底して行い、問題なく終了を迎えることができました。
 来日14日以降は、外部との接触を避け気分転換を兼ね寒風山や入道崎、宮沢海岸、干拓博物館、生態系公園に行き、グランドゴルフも楽しみました。
 ボートコース練習見学場には毎日50名~100名の方々が応援に来ていました。デンマーク国旗を振っての応援などしっかり選手に届いて大きな励みになっていました。しかし、選手はボートを漕いでいるので手を放すことは出来ず、申し訳ないと話していましたが、コーチが手を振って返答していました。
 いよいよ東京オリンピック選手村に行きます。
 選手村でも練習は継続し、本番に備えるとのことでした。デンマークチームは7月23日の予選から順次出場します。4艇すべてが予選を勝ち抜き、決勝に進みメダルを獲得することを願っています。
 オリンピックが終わって落ち着いたら、ゆっくり大潟村に来て頂きたいと思います。その時は村民との交流や日本文化に触れる機会を作りたいと思います。
デンマーク・ナショナル・ボートチームの東京オリンピックでの活躍を願って応援しています。

このページの現在位置