高橋家の圃場にて
今年の春は天候に恵まれず、農家は田おこしや代かきなど農作業に苦労しています。久しぶりの快晴でしたが、風が強く田んぼの水が寄ってしまうため、代かき作業には不向きな状態でしたが、どうにか終えることができました。
最近のトラクターはキャビン付きで、室内は乗用車の様に快適です。ラジオにエアコンは標準装備で、最新のトラクターはGPSも装備しています。しかし、我が家のトラクターは古く、エアコンの効きが悪くなり窓を全開にしての作業でした。
作業の合間に、排水路では大きな鯉が浅瀬で背中を出して群れで泳いでいるのが見られたり、チュウヒやユリカモメ、アオサギ、シラサギが飛んできたりと、楽しませてくれました。
この時期、大潟村農家にとっては最も忙しい時で、農家には連休がありません。5月下旬の田植えが終わるまで、毎日朝早くから日の暮れるまで作業が続きます。田植えの頃には、天候が安定することを願っています。
久しぶりにトラクターに乗った私は、家で風呂に入っていても揺れている感覚で、とても落ち着きませんでした。