コンテンツ番号:737 更新日:2016年12月05日

派米農業研修生激励(終わりに)の画像
モスビー家にてホームパーティー

 モスビーファームでは私たちを招待してホームパーティーを開いていただき、ロゼラ夫人の手作り料理とオシャレな演出に感激しました。特に小さなスクワッシュ(カボチャ)に肉や穀物類を詰めてオーブンで焼いた料理は美味しく、夫婦共にお酒も好きでワインを飲みながらとても楽しい一時でした。
 研修生は別宅で自炊して生活していますが、毎週金曜日は自宅に研修生を招いて食事をしたり映画を見たりしているそうで、本当に良いホストファミリーで研修を送ることができていて安心しました。
 圭太君に案内してももらって、シアトル市内のパイク・プレイス・マーケット(市民市場)に行きました。マーケットでは野菜や肉、魚などのほか、手作りの手芸品や絵画、みやげ物などいろいろな品物が並べられた観光地で、外にはスターバックス1号店もあり長蛇の列でした。
 シアトルの市内は高層ビルが増えて、シアトルタワーが見えなくなっていました。帰りはロゼラさんに紹介していただいた、海沿いのレストランに寄ってとっても美味しいシーフードとステーキをいただき帰りました。

 派米農業研修に参加している大潟村出身の鈴木汐梨さんは、ワシントン州と反対の東海岸カナダ国境のメーン州で研修をしています。ヤギを飼ってチーズなどを作る農家でレストランも展開しているそうです。汐梨さんは加工に重点を置いた農家を希望して、現在の農家に配属されました。
 雅人君、圭太君、汐梨さん共に、それぞれの農場で元気に研修をしています。今回改めて、良い経験になっていることを実感しました。
 アメリカの農場で働き生活することは、英語も身に付き農業現場での実体験としても貴重です。学科研修もワシントン州モーゼスレイクのビックベントカレッジとカリフォルニア州サクラメントのUCデイビス(全米でも有名な農学系大学)であります。農場実習と合わせて、とても良いプログラムだと思います。
 来年10月の帰国時には、更に大きく成長して帰ってくることを願っています。今回は激励のための訪問でしたが、逆に元気を頂いて来ました。研修生に感謝しております。

PS:帰りに、飛行機の乗り換えでバンクーバー空港に着いたところ、大潟村のALT(英語助手)のローランドさんと偶然会い驚きました。ローランドさんは実家のイリノイ州に帰っていたそうです。その後、同じ飛行機で羽田、秋田、そして大潟村まで帰りました。世界は狭いですね。