コンテンツ番号:744 更新日:2017年02月08日

冬季ふるさと祭りの画像
雪上のジャンボカルタ取り

 2月5日第38回「冬季ふるさと祭り」がありました。
 干拓でできた村の唯一の山は大潟冨士です。高さは3.776メートルと富士山の1/1000で、標高0メートルです。よって、村には普通の山らしい山は無く、子どもたちが山でそり滑りなど遊ぶこともありません。そうした村で、子どもたちに冬のいろいろな伝統的な遊びの場を提供して楽しんでもらうことを目的に、冬季ふるさと祭りは毎年開催されてきました。
 今年は雪も多く、雪山を作って滑り台やかまくらを作り準備を進め、当日は朝方よく冷え堅雪となり、雪の上を歩くこともできる絶好のコンディションでした。
 遊びは、馬そり、ポニー乗り、凧あげ、竹馬、コマ回し、雪遊び、雪だるまづくり、そり遊び、ジャンボカルタ、宝探し、餅つき体験、綱引き大会、餅まきと子どもたちが賑やかに遊び回り、大人も一緒に楽しみました。更に、無料で甘酒、おしるこ、カボチャスープなども提供され、一休みした子どもたちは、また元気に遊び回っていました。
 38回目を迎え、子どもの頃冬期ふるさと祭りを楽しんだ子どもが親として祭りの準備に関わるようになり、村の伝統行事となってきたと思います。こうした行事一つ一つが子どもたちの郷土愛を育み成長を支え、やがて大人になった子どもが村に帰ってきて準備に関わる。
 このような、村民主体の行事こそ大切にして繋げていきたいと思います。

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