2017年03月20日
3月17日(金)暖かな陽気の中、
大潟村農協青年部の活動を取材させていただきました。
農協青年部は農家の若手達が集まり、農業技術や営農経営などの向上に努めている団体です。
前年度から、農協が保有している圃場を借りて
かぼちゃと玉ねぎの試験栽培を行っています。
昨年の10月、かぼちゃを収穫した後の圃場にラッキーという品種の玉ねぎの苗を定植しました。
自身も玉ねぎを栽培している埴生さんが先頭に立ち、
他の部員に作業を割り振ります。
この圃場は水はけが非常に悪く、
作物を育てるには整備が必要だったそうです。
苗を定植させる前に暗渠(あんきょ)を入れたり、
今日の作業でも、水がはけやすいように溝を掘っていました。
かなり重労働な作業ですが、会話をしながら素早く掘り進めていました。
さすがです!冬の間も、春に備えて鍛えていたのでしょう(^^)!
雪のせいで浅くなっていた溝も、この通り。
大潟村の冬を越した玉ねぎは、7月上旬に収穫されます。
4月中旬には、去年に続きカボチャの栽培にも取りかかる予定です。
去年の作物の出来を踏まえて、改善点などを話し合いながら、
より良い作物を育てられるように作業していくそうです。
農場長の岩井さんは活動報告の中で、
「かぼちゃと玉ねぎは、今後大潟村を支える作物。
この畑作作業を通じて、お互いの知識や仲間意識の向上など、
青年部だからこそ出来る事がたくさんある」
とおっしゃっていました。
大潟村の農業を引っ張って行く青年部の皆さん。
頼もしい活動のお陰で、大潟村の農業は支えられています。
(Caorin)