2022年07月27日
こちらの黄色いお花。なんのお花かわかりますか?❀
そう!『かぼちゃ』の花です(^^)
というわけで、北東北の梅雨明けが発表された7月26日(火)、かぼちゃ(くり大将)の収穫の様子を見学させていただきに行ってきました!
青空の下、一面に広がる緑色。
田んぼの一面を利用して作られたかぼちゃ畑の奥には、青々と順調に育っている田んぼも見えます。
こちらは収穫前のかぼちゃの様子。白いテープは、日焼けによる変色防止のためだそうです。
人間が帽子をかぶるのと同じ感じですね(^^)
この黒い台座はかぼちゃの下に敷かれていたもので、こうすることで土との接地面の腐敗防止や、色むら防止になるそうです。
畑を囲っている柵は、かぼちゃの天敵!(;゜Д゜) ネズミよけです。
収穫の様子です。
2人一組になって、1人がかぼちゃをもぎ取り、もう1人が軸をハサミで切り離します。
写真のように、ヘタに白い筋が入って、根元が茶色っぽいコルク状になったら収穫の目安だそうです。
収穫したかぼちゃは、軽トラの荷台にどんどん積まれていきます。
向かって右側に株元があり、そこから左につるが伸びています。
株元に近いところから収穫していき、遠いところはまだ若いので、また後日の収穫になるそうです。
ちなみにこちらの畑では、1株につき2~5個くらいのかぼちゃが収穫できるそうです。
場所は変わってこちらは格納庫の中。ここで規格外のものを選別してはずし、残りをコンテナにうつして納入の準備は完了です。
コンテナに積まれた様子です。軸の切り口は、乾かすために出来るだけ重ならないように積みます。
こちらは規格外のもの。パッと見ただけでも、サイズが明らかに小さかったり、傷があったり変色したりしています。
これらのものは加工用として流通し、主に大潟村の名産として有名な『パンプキンパイ』に加工されるそうです。
見た目はイマイチでも、味はバツグンですからね(^^)
ちなみに一番出来の良い特選品は、関東圏のスーパーなどで販売されます。
例年までは、こちらで研磨機にかけて磨き、重さや見た目で細かく分類分けし、乾燥させる工程までしていました。
今年からは、その辺りの工程を納入先にお願いすることによって、だいぶ作業が楽になったそう。
もちろんその分コストは掛かりますが、人件費の削減や作業時間の短縮をとって、今年からそのようにしたそうです。
こちらは去年の写真。かぼちゃを乾燥させるために、格納庫いっぱいに広げられたかぼちゃです。圧巻ですね!
かぼちゃの収穫は、夏真っ盛りの時期。暑さとの戦いです。ただ立っているだけでも、全身から汗が噴き出してきます。
そんな中、体を動かしての作業がどれほど大変かは、想像にたやすいです。
大好きなパンプキンパイを食べる時など、この日の暑さがよぎると思います。
感謝して美味しく頂きたいと思いました(*^▽^*)
(K・M)