講話「ぼくの世界はモノクロA4サイズ」

7月19日(金)に公民館にて、

講話「ぼくの世界はモノクロA4サイズ」が開催されました。

講師は、ピアサポートイエローリボンの会代表 中澤 美賢(みさと)さん(大館市)です。

 

障がいのある子どもをもつ親としての経験や思い、講話活動に対する信念などを話してくださいました。

同じく子育てをしている立場として、とても勉強になり励まされる場面もありました。

私も母親になってまだ5歳。日々悩んだり落ち込んだりすることもありますが、

「1日1分でもいいから、毎日子どもに愛情を表現する。愛されている実感をもつと、子どもは自然に成長する。」

は、早速この日から息子に実践しています(*^^*)

 

 

後半は、参加者のみなさんで中澤さんの息子、嶺也さんの描いた作品に色を塗りました^^

 

 

嶺也さんには、知的を伴う重度自閉症という障がいがあります。

絵を描き始めたのは小学校低学年頃で、動物や車、キャラクターを主に描いていたそうです。

 

この緻密なイラストを、定規や消しゴムもほとんど使わずに、なんと20分もかからず仕上げてしまうそうです!

 

自分の絵に他の人が色を塗ったものを目にし、笑顔になった嶺也さんを見たとき、塗り絵という形でこの活動を続けていこうと心に決めたそうです。

 

 

障がいの事に少しでも興味をもってもらい、まずはこの秋田から、大館から、障がいをもつ人に優しい町に変えていきたい、と中澤さん。

 

障がいをもつ人やお年寄り、小さな子ども連れの人など、困っている人がいたら気にかける。お手伝いする。

そんな景色が当たり前の世界になったら、とても素晴らしいことだと思いました☺

 

 

(K・M)