大鵬の銅像が完成

以前ブログでも紹介した「世紀の大横綱」大鵬の銅像が完成し、

7月11日にホテル サンルーラル大潟で完成発表会が行われました。

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台座を含めた高さが2.3m(台座20cm)

 

制作した鎌田氏は、

「自画自賛ではないが、狙い通りよくできてホッとした。

これは大鵬の一時期のコピーではなく、私自身の理想の大鵬を彫りきった。

静かな立ちポーズ、彼の“強さ、優しさ、威厳、

故郷に帰りたかったけれど帰れなかった寂しさ”を表現できた気がする。」

と熱く語った。

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【報道陣を前に熱く語る鎌田氏】

 

大鵬関(本名:納谷幸喜さん)の妻の芳子さんも

完成した銅像を見て

「巡業で秋田を訪れた時に、私の生家の旅館に泊まった。

その時に初めて出会いました。そばにいるとあの頃の彼の姿を思い出します。」

と微笑んでいました。

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【手にふれる妻の芳子さん・目がよく似ていると銅像を見上げる】

 

大鵬関の母と、妻の芳子さんは秋田出身。

今回、秋田県の大潟村から銅像が作成される事となり

「秋田に縁が深い事がとても嬉しい」と芳子さんも喜んでいました。

 

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【たくましい腕と足】

 

銅像はロシア・ポロナイスク市へ送られるまで

ホテルのロビーにて展示されています。(7月中旬出発予定)

8月16日のポロナイスク市創立記念日の記念式典で除幕される予定です。

 

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遠くを眺めるような目線の先には、

遙かなる故郷を見つめているかのようでした。

 

 

 

銅像の制作と輸送に800万円が必要で、寄付で賄われる予定です。

現在約700万円が集まり、引き続き 寄付を呼び掛けているそうです。