第43回 大潟村教育振興大会

目に留まった一枚のチラシ。

え?なだぎさんてあのなだぎさん?

足をピーンと伸ばして颯爽と自転車に乗るディランだよね?

中川家とのコントも大爆笑したんだった~!と回想にふけていると

ん?引きこもり?

まさかあんなに快活な方が引きこもりだなんて…

これは是非ともお話を聞いてみたい!

この日を心待ちにしていました(^^)/

会場に入るとぎっしりの人人人( ゚Д゚)

関心の高さが伺えます。

いらっしゃいましたー!!

「なだぎさぁ~ん!」心の中でぶんぶん手を振っていました(笑)

なだぎさんは吉本興業株式会社に所属するお笑いタレント。

R-1グランプリでは2007年、2008年に2年連続王者になりました。現在では映画、ドラマ、舞台、YouTube等でも幅広く活動中です。

 

どんなお話が聞けるのだろうと思っていると…

ジャンケン大会が始まりました(笑)

勝った方には、大物俳優の…(えー!なになになにー⁉)

「隣にいた」なだぎ武のサインで~す!

どっと会場が沸きました(^o^)/

会場のつかみはバッチリです(笑)!

 

現在、とってもスリムななだぎさん。

かつて太っていた時期があるそうで、そのことをいじられたことがいじめのきっかけでした。

上履きや椅子がなくなったり…次第に暴力へと発展していきます。

お弁当に砂を入れられたり、トイレに顔を入れられて流されたりと、想像にも耐えがたい状況でした。

ある時、助けてくれると思っていた先生が自分をいじり、期待を打ち砕かれたような全ての糸が切れた思いを抱いたそうです。

未来に希望を持てず、中学卒業後は高校進学を選択せず就職の道を選びましたが、3か月で退職。

その後引きこもりの生活が始まりました。

毎日テレビを観て過ごす日々。

そんなある日、1つのドラマが目に留まります。

「男はつらいよ」

自分に持っていないものを全て持っていた主人公のフーテンの寅さんをみて、自分も一人旅に出ようと決意します。

しかし大きな問題が…旅先で人に道を聞かなくてはならなくなったのです。

人と関わりたくないと思っていた自分が勇気を振り絞り、1人2人と声をかけていくうちに自信と感動を与えてもらえ、やり遂げる大切さを学んだのです。

そんな思いに浸りながら食事を堪能していると、まさかの食あたりに!

見ず知らずの人が救急車を呼び介抱してくれ、寝床まで用意してくれたのです。

数日共に過ごす中で、その方や周りの方の優しさが本当にありがたかったそうです。

帰宅後、これからどうしようかと考えている時に吉本興業の「新人タレント募集」の広告が目に入ります。

自分を変えたいという思いから、試しに受けてみたところまさかの合格!

笑いとは全く無縁の自分が入ってしまったことに始めは戸惑うも、「自分を変える」から「笑いを学ぶ」に目標を変えたところからなだぎさんの新たな人生がスタートするのです。

※質疑応答の場面

 

どうして「引きこもり」から脱却出来たのか。

それは「意思」を持つこと。

全てを諦めた時に歩みが止まる。

「意思」を持ち行動することで前に進むことが出来る。

「過去は変えられない」と人は言うけれど、今を懸命に生きるその行動が辛い過去を浄化してくれるのではないか。

 

話の端々に人への気遣いが伺えるなだぎさん。

優しくて繊細な方なのかもしれない。

そう感じました。

あんなに壮絶ないじめを体験をしたにも関わらず、「失敗や挫折は自分を後押ししてくれる」そう話してくださる姿に、涙を流す参加者さんもいました。

引きこもりや不登校が増加傾向にある現代。

原因は様々ですが、そのような子供は孤独を感じています。

学校教育、家庭教育がどうあるべきか。

深く考えさせられる講演会となりました。

 

(Mee)