2015年07月05日
大潟村では農薬を使わない安心な自然米を作っている農家さんも多くいます。
しかし農薬を使わないと、稲の生長を邪魔してしまう雑草が生えてしまうので
その雑草を手作業で取るのですが、広大な田んぼでこれはかなりの重労働です。
そのため、カモを放して虫や草を食べて貰い、稲の生育を手助けしてもらう
【アイガモ農法】というやり方があるそうです。
カモは雑草を食べてくれるだけでなく、田んぼを泳ぎ回ることにより
土壌を撹拌してくれるので、丈夫な稲作りを手助けしてくれます。
朝から晩まで、あちこち歩き回って一日中働いてくれています。
良いことだらけのように思える【アイガモ農法】ですが、相手は生物です。
空からカモを狙うタカなどの鳥…
陸からはイタチに狙われてしまうこともあります…
稲とカモ、両方を健康に育てるために農家の方はたゆまぬ努力をされています。
重労働な農作業ですが、働き者のカモ達を見ると
ほっと癒やされますね(人´ω`*).☆.。.:*・゜
(T.S)