2018年11月14日
大潟村にはいくつもの団体があり、その活動も所属会員の年代も様々。
11月某日、大潟村青年会 会長 本庄 渉(わたる) さんにお話しを伺いました。 今年50周年を迎える大潟村青年会。節目の年の会長はどんな方なのでしょうか。
●ご結婚を機に、県外から奥様のご実家がある大潟村に引っ越されたとのことですが、その時の大潟村の印象はいかがでしたか?
一般的な『農村』というイメージを払拭されたように感じました。若い人はたくさん住んでいるし、住環境と教育環境、働く場所である田んぼがはっきりと区分けされていて、ひとことで言えば「『村』っぽくないな」という印象を受けました。 また、多くの方が学生時代に学んだことを暮らしや農業経営に活かしているため『村』という規模でありながら、秋田県の農業を引っ張っていくエネルギーを感じました。
(季節ごとの行事について入念な打ち合わせを重ねる青年会の面々)
●青年会に入会したきっかけと入会してみての感想をお聞かせください。
知人からの紹介です。越してきた当初は県外出身ということもあり、知っている人と言えば自分の妻だけでしたから、青年会に入ってみれば友人知人も増やせるんじゃないかと思いまして。 そしていざ入会してみると思った以上に若者や同世代が多かったですし、年間の様々な活動に対して真摯にに取り組んでいる団体だと思いました。
(盆踊り大会会場の設営も会員総出でこなします)
●会員の大半は大潟村出身とのことですが、ギャップのようなものはありましたか?
県外者だからという疎外感などは全くありませんでした。先にお話ししたように若い人や同年代が多いので、みんな優しく迎え入れてくれて打ち解けるのにもたいして時間はかからなかったように思います。 しかし県外から来た人間として、ギャップというか羨ましいなと思うことはあります。それは、大潟村に生まれ育った人たちは小さい頃から家族の仕事を暮らしの中で知ることができるのに、県外から来た僕にはそれがないということ。僕はゼロから学んでいかなければならなかったので、義父から学ぶのはもちろん、青年会で出来たつながりをフルに活用し先輩方からたくさん学ばせてもらえて本当に助かりました。
(苦労して行事を成功させた日の夜。絆もぐっと深まります)
●50周年という節目の年に会長を務めることについての考えと、青年会に興味のある方に向けてひとことお願いします。
50周年に関する取り仕切りは実行委員長が担当してくれますので、僕はこの一年を50周年であるなしに関わらず、仲間と「仲良く・学ぶ・楽しむ」を実践しています。会員数を増やしたい気持ちはありますが、まずは会員である自分たちが楽しみながら活動に取り組む姿をみなさんに見せることも大切なことだと考えるようになりました。 「何のために入るの?」と迷っている方がいらしたら、ぜひ青年会に一歩踏み出してみて欲しいです。
来年2月には記念式典が予定されているとのこと。 何より仲間を大事にする本庄会長。この先の活躍にも期待大です!!
(P-Mas)
昭和44年に村内の若者同士の交流の場として発足した大潟村青年会は、平成30年をもちまして創立50周年を迎えることとなりました。半世紀にわたり活動を続けてこられたのも、皆様の多大なるご支援、ご声援の賜物であると感じております。 つきましては、大潟村青年会創立50周年を祝し、次の通り記念式典並びに祝賀会を開催いたしますので、大潟村青年会に在籍していた方は、是非ご参加ください。
【期日】平成31年2月10日(日)
【会場】ホテルサンルーラル大潟
【内容】
.〇記念式典 15:00~16:00
. ・青年会長、実行委員長挨拶
. ・来賓挨拶
. ・各種表彰 ・記念講演 など
.〇祝賀会 16:00~19:00(会費6,000円 当日受付にて集金)
また、連絡する際は、お名前、ご住所、電話番号、把握している方は青年会在籍期間についてお伝えいただきますようお願いします。