シリーズ《この人に会いたい!》第4回

 

大潟村に長い歴史を持つ団体は多数ありますが、今年創立50周年を迎えた団体は先日お伝えした大潟村青年会と、もうひとつが大潟村婦人会

シリーズの第4回目の今日、ご登場いただくのは昨年に引き続き今年も会長を続投されている 大潟村婦人会会長 山本 嘉子(やまもと よしこ)さんです。

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(山本さんのボランティア活動の場「ふれあいサロン ちょこっと」にて撮影)

 

●去年に引き続き今年も会長を続投とお聞きしました。特に今年は50周年ということもあってご苦労も多かったのではないでしょうか?

そうですね。任期じたいが2年なので、去年はもちろんのこと今年も気持ちを引き締めて当たろうと思って活動に取り組んで来ました。でも50周年の実行委員会は去年の執行部の方々が担当してくれましたので、実行委員会と私たち執行部がお互い協力する活動と、それぞれに活動するものとに分けることで一年を通して色々な事柄をスムーズに進めることができました。

 

 

●現在の会員数をお知らせください。

在籍会員数は現在170名です。どこの団体も会員数の減少問題が課題でしょうけれど、私たち婦人会も同じです。一番多かった時期は創立20年~30年の頃で600名が在籍した年も!!今までは住区単位でしか入会できなかったのですが、会則を変え婦人会活動に興味のある方には個人会員としての入会をお勧めする活動をおこなったところ、義理のお母さんとお嫁さんが揃って入会してくれたお宅もあるするんですよ。またそのように会員の在り方が変わったので、それに対応できるように村内の東西に連絡員を設けるなどの工夫もしています。

 

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(キルト作家のお友達の作品をバックに、仲良く笑顔のツーショット)

 

●先月末に開かれた50周年式典はいかがでしたか?

実行委員を中心に1年掛かりで準備をして来たので、当日は感動もひとしおでした! 会員のみなさんやOGの方々が笑顔で喜んでくださる様子を見ることができて「あぁ、やって良かったなぁ!」と、私も本当に嬉しかったです。

 

 

●これからの婦人会についてお聞かせください。

少し先の話になりますが来年2月には記念誌を発行する予定です。記念誌の編集作業は私たち担当者にとっても、改めてこの50年の振り返る貴重な時間となっています。長い歴史の取り組みをみなさんにお伝えできるよう頑張って仕上げたいです!

在籍していて思うのは婦人会は必要だなぁということ。ひとり(個人)では伝えられないことも、組織としての意見となればしっかりと行政に伝えることができます。その機会を無くしてしまったらもったいないですものね。私たち女性の視点だからこそ気付くものってあると思うんです。その活動をおこなうために何より大事なのは家族の理解。家族の理解があってこそ私たちも思いきり活動に専念できるので、家族にはつねに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

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会話の所々ではにかむ姿がチャーミングな山本会長。

最後に「『いつかやろう』、『子育てが終わったらやろう』ではその『いつか』はいつ来るのかわからない。物事は『やろうと思ったとき』にやるべき」と話してくださいました。

人生の大先輩からいただいたお言葉、ブログ担当も胸に刻みたいと思います( ´∀`)☆

 

(P-Mas)