『リュウゼツラン』❁開花❁

ここ数日、とても暖かい日が続いておりました。

例の”アレ”、もしやそろそろでは?と思い立ち、生態系公園に足を運んだブログ担当。

 

すると・・・

 

おお!開花が進んでいる!(3月11日撮影)

 

 

(3月12日撮影 前日と比べても、開花がさらに進んでいる様子がわかります。)

 

以前こちらのブログでもお知らせしましたが、開花の様子を見られる事がとても珍しい植物、『リュウゼツラン』が、いよいよ咲き始めました!

 

『リュウゼツラン』は、英語でセンチュリープラント(100年植物)と呼ばれ、数十年育てて初めて開花する植物です。しかも一度咲いてしまえばその株は枯れてしまうため、花を目の前で見られることは滅多にありません。

実際には、原産国であるメキシコなどの熱帯域で、10年~20年で花が咲きます。

(日本や英国では、花が咲くまで30年~60年ほどかかると言われています。)

葉が肉厚で鋭いトゲを持つことから、伝説上の生き物である竜の舌になぞらえて、『リュウゼツラン』(竜舌蘭)と和名がつけられました。

100種以上あるという『リュウゼツラン』の中には、メキシコのお酒、テキーラの原料になっているものもあります。

 

 

生態系公園の『リュウゼツラン』は、現在15年目の株だそうです。

今回花を咲かせた株は2代目で、初代は平成13年に、30年目の株を現在の場所に定植しました。

その7年後、つまり37年目で、初めて花を咲かせたそうです。

その初代が残した子孫が、今回15年目で初めて花を咲かせました。

(昨年10月初め頃から花茎(かけい)が伸びてきたのだそうです。)

 

センチュリープラント(100年植物)の貴重な瞬間に、皆さまもぜひ立ち会ってみて下さい(^^)!

 

 

※3月14日(火)追記 ↓ ↓

(3月14日(火)撮影)

下の方の花芽からどんどん咲いていってますね(^^)

花芽一つが約2週間ほどで枯れていくとのこと。

全部一斉に咲いている様子を見るのは難しいのですね。

 

 

お問い合わせは、生態系公園までお願いします。

 

【生態系公園】

T E L     0185-45-3106

開演時間  9:00~17:00

休園日   毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は、翌日)

※年末年始を除く

入園料   無料

 

(K・M)