2023年03月13日
ここ数日、とても暖かい日が続いておりました。
例の”アレ”、もしやそろそろでは?と思い立ち、生態系公園に足を運んだブログ担当。
すると・・・
おお!開花が進んでいる!(3月11日撮影)
(3月12日撮影 前日と比べても、開花がさらに進んでいる様子がわかります。)
以前こちらのブログでもお知らせしましたが、開花の様子を見られる事がとても珍しい植物、『リュウゼツラン』が、いよいよ咲き始めました!
『リュウゼツラン』は、英語でセンチュリープラント(100年植物)と呼ばれ、数十年育てて初めて開花する植物です。しかも一度咲いてしまえばその株は枯れてしまうため、花を目の前で見られることは滅多にありません。
実際には、原産国であるメキシコなどの熱帯域で、10年~20年で花が咲きます。
(日本や英国では、花が咲くまで30年~60年ほどかかると言われています。)
葉が肉厚で鋭いトゲを持つことから、伝説上の生き物である竜の舌になぞらえて、『リュウゼツラン』(竜舌蘭)と和名がつけられました。
100種以上あるという『リュウゼツラン』の中には、メキシコのお酒、テキーラの原料になっているものもあります。
生態系公園の『リュウゼツラン』は、現在15年目の株だそうです。
今回花を咲かせた株は2代目で、初代は平成13年に、30年目の株を現在の場所に定植しました。
その7年後、つまり37年目で、初めて花を咲かせたそうです。
その初代が残した子孫が、今回15年目で初めて花を咲かせました。
(昨年10月初め頃から花茎(かけい)が伸びてきたのだそうです。)
センチュリープラント(100年植物)の貴重な瞬間に、皆さまもぜひ立ち会ってみて下さい(^^)!
※3月14日(火)追記 ↓ ↓
(3月14日(火)撮影)
下の方の花芽からどんどん咲いていってますね(^^)
花芽一つが約2週間ほどで枯れていくとのこと。
全部一斉に咲いている様子を見るのは難しいのですね。
お問い合わせは、生態系公園までお願いします。
【生態系公園】
T E L 0185-45-3106
開演時間 9:00~17:00
休園日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は、翌日)
※年末年始を除く
入園料 無料
(K・M)