いぶりっクルス

今回は村のお話ではないのですが、先日とある飲食店で出会った食べ物をご紹介したいと思います!

 

その名も『いぶりっクルス』。秋田産の燻(いぶ)した大根などを使用したピクルスです。

こちらの飲食店の方が、県南の道の駅で大好きないぶりがっこを購入しようとしたところ、以前より数・種類ともに少なくなっていたそうです。

 

私もニュース等で耳にしたことはありましたが、詳しく調べてみました。

食品衛生法の改正により、漬物製造業も営業許可取得が必須となった結果、高齢などの理由で設備投資を断念する製造者は、廃業せざるを得ない状況だそうです。

更に、農林水産省の地理的表示(GI)保護制度に登録された事により、定められた基準を満たしたもののみ、「いぶりがっこ」の名称が使えるようになったそうです。

(いぶりがっこの名称が使えない商品は、“いぶり大根”や“いぶり漬け”などの名称で販売されているそうです。)

 

せっかくの希少な秋田の燻製食品文化保護のために、少しでも何か自分に出来る事をしたいと思い、『いぶりっクルス』開発・製造にいたったそうです。

 

 

食べてみると、燻(いぶ)した大根の風味が豊かに感じられ、その後ピクルスの酸っぱさがきます。

初めての感じ~!これは色々なお酒に合いそう!

とても好評だそうですよ^^

 

食品の安全や保護のための制度が、現在は結果的に数の減少に繋がっている側面もあるようですが、こうした新たな商品の誕生にも繋がっているのですね!

とても素晴らしい事だと思いました(^^)

 

 

(K・M)