稲刈り最盛期

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稲刈りの最盛期を迎えている大潟村。

今日も村内の田んぼでは、多くのお米農家さんが青空のもとコンバイン(稲刈り機)を駆使して稲刈りを行っています。

 

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稲刈りの大まかな順序として、田んぼの端からコンバインが入り、田んぼの四辺をぐるぐると回りながら稲を刈り進め、最後に中央に残る稲を刈り取っていきます。

上の写真はこの田んぼの最後のひと刈りをしているところ。

 

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刈り取った『籾』(もみ:稲穂から外された状態)をコンバインからダンプへ移します。

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こちらはダンプの上からの接写。

ものの数分でこの木枠が籾でいっぱいになります。

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そして休む間もなく、次の田んぼをどんどん刈っていきます。

 

各農家さんそれぞれに大きなコンバインがあり、大潟村の広大な稲田を刈るのに大変便利です。

しかし田んぼの角のような狭い部分は、やはり人の手が必要になります。

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そこで活躍するのが『手刈り』という方法。

稲株を片手でつかみ、利き手に持った鎌でザクッと一息に刈り取ります。

ブログ担当も以前この手刈りを体験させていただいたことがありますが、鎌で刈り取る時の「ザクッ!」」はなんとも言えない爽快感と達成感の音でした。

しかしこの作業、毎日こなしている方々は相当腰に来る作業とのこと。 農家さんの地道なお仕事ぶりに脱帽です!!

 

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手刈りした稲はこのようにまとめます。

そして田んぼの四辺を回って来るコンバインにこの稲も一緒に入れて、先ほどのように籾となりダンプへ移されます。

収穫された大量の籾は、お米専用の大型乾燥機で乾燥、その後一粒毎に選別・精米されてやっと白米となります。

 

 

寒さの残る春先に種から育て、秋に実りの季節を迎えるお米。

 

「お米を残したら、目が潰れますよ」

 

ブログ担当が子どもの頃、祖母からよく聞かされた言葉です。

当時は恐ろしさばかりが先立ちましたが、農家さんの苦労と努力を知った今は、香ばしい新米が炊きあがるたびにあの頃の言葉に納得しています(*´∀`*)

 

(P-Mas)