♪『英心』の僧ルフルMusic♪

2月24日(金)に、JA2階の大会議室にて、

【フレッシュミズ】と【保健センター】のコラボイベント、

『英心の僧ルフル Music♪』が開催されました!

 

講師は、三種町 松庵寺 副住職 渡邊英心 氏

今回は講話の合間、ミュージシャンでもある英心さんのミニライブも盛り込まれています(^^)!

 

ご自身の事を、写真とともに振り返りながらお話しして下さいました。

 

以下、英心さんの経歴をご紹介。

↓ ↓

・1985年 お寺の長男として生を受ける。

・学生時代の反抗期、はけ口になったのが”音楽”。中でも”パンク”にはまり、『Hi-STANDARD(ハイスタンダード)』のコピーバンドをやっていた。(担当はベースとボーカル)

・大学のため上京。(東京学芸大学)”サンバ”にはまり、”サンバサークル”のリーダーを務めていた。

・卒業後に、福井の「大本山永平寺」にて修行。この時に、初めてお坊さんの自覚を持つ。

一年間の修行を経て、東京新宿のお寺、「東長寺」で二年間のおつとめ。そこでご縁を頂き、ブラジルにある日系人のために建てられたお寺へ行くことに。

・ブラジルでのおつとめが一段落した後休みをもらい、南米へ旅に。(キューバ、ジャマイカ)

・その後秋田に戻り、結婚。奥様はクリスチャンだった!(お爺さまが牧師)

・今から2年前、交通事故に遭い、足を複雑骨折。三途の川を渡りかけたが、この時の経験を経て良い方に人間が変わった。

・その後、空き家を譲り受け、カフェ『Terra cafe』を開業。

現在に至る。

 

以上、英心さんのお話から、簡単にまとめてみました!

とても濃い38年間の出来事を、時折笑いも交えながら、楽しく聞かせて下さいました(^^)

中でも、とくに印象に残った言葉があります。

キューバを旅した時に感じた事だそうですが、

「世の中は大変な事、辛いことで溢れている。それでも、日々の楽しい事に目を向けて、”それはそれ、これはこれ”と思い、今を素直に楽しもう」

という言葉です。

辛いことや大変なことは、常に心のどこかにあり、その事に押しつぶされそうになったりすることもあります。

でも、だからこそ、楽しいことはその場で全力で楽しみ、心のそこから笑うことが必要なのだと思いました!

 

それともう一つ。

「自分と他人の巡り合わせが自分を作る。あなたがいて、はじめて私になる。人をリスペクトする事は、つまり自分をリスペクトすること。」

以前受講した【手ぶらで写経会】でも、副住職からこのようなお話を聞いた事を思い出しました。

私たち一人一人が、自分の事のように他人の事を思うようになれば、もう少し優しい世の中になるのかな、と感じました。

 

 

ギター一本で熱唱する英心さん。全部で5曲披露して下さいました!

英心さんの時には優しく、時には力強い美声が、会場中に響き渡りました♬

とても耳に心地良い、素敵な歌声でした(*^^*)

 

中でも印象に残っているのが、秋田弁とレゲエのリズムが絶妙にマッチした、

『Mama Akita』

という曲です。

こちらはMV(ミュージックビデオ)も最高なので、ぜひご覧になってみて下さい!

“耳きけねぐなったじっちゃがこへだ、ままがうめえ”

(耳がとおくなったおじいさんが作った秋田米が美味しい)

という感じの曲ですd(^_^o)!

 

来場していた小さなお客様も、両手と両足を全力で動かして、一生懸命手拍子を送っていました(o^^o)

ヤバい・・・かわいすぎる(*´艸`)!

 

「音楽もカフェも、好きなことをしていたら現在(いま)の自分になった。

お坊さんだから、あれをやってはいけない、これはいけない、と決めつけないで生きている。

皆さんも、決めつけから解き放たれて、自由に生きて欲しい。」

と英心さん。

 

講演会終了後、身も心も軽くなったような、清々(すがすが)しい気持ちになったブログ担当でした(^^)!

 

 

 

(K・M)