2023年03月07日
2月24日(金)に、JA2階の大会議室にて、
【フレッシュミズ】と【保健センター】のコラボイベント、
『英心の僧ルフル Music♪』が開催されました!
講師は、三種町 松庵寺 副住職 渡邊英心 氏
今回は講話の合間、ミュージシャンでもある英心さんのミニライブも盛り込まれています(^^)!
ご自身の事を、写真とともに振り返りながらお話しして下さいました。
以下、英心さんの経歴をご紹介。
↓ ↓
・1985年 お寺の長男として生を受ける。
・学生時代の反抗期、はけ口になったのが”音楽”。中でも”パンク”にはまり、『Hi-STANDARD(ハイスタンダード)』のコピーバンドをやっていた。(担当はベースとボーカル)
・大学のため上京。(東京学芸大学)”サンバ”にはまり、”サンバサークル”のリーダーを務めていた。
・卒業後に、福井の「大本山永平寺」にて修行。この時に、初めてお坊さんの自覚を持つ。
一年間の修行を経て、東京新宿のお寺、「東長寺」で二年間のおつとめ。そこでご縁を頂き、ブラジルにある日系人のために建てられたお寺へ行くことに。
・ブラジルでのおつとめが一段落した後休みをもらい、南米へ旅に。(キューバ、ジャマイカ)
・その後秋田に戻り、結婚。奥様はクリスチャンだった!(お爺さまが牧師)
・今から2年前、交通事故に遭い、足を複雑骨折。三途の川を渡りかけたが、この時の経験を経て良い方に人間が変わった。
・その後、空き家を譲り受け、カフェ『Terra cafe』を開業。
現在に至る。
以上、英心さんのお話から、簡単にまとめてみました!
とても濃い38年間の出来事を、時折笑いも交えながら、楽しく聞かせて下さいました(^^)
中でも、とくに印象に残った言葉があります。
キューバを旅した時に感じた事だそうですが、
「世の中は大変な事、辛いことで溢れている。それでも、日々の楽しい事に目を向けて、”それはそれ、これはこれ”と思い、今を素直に楽しもう」
という言葉です。
辛いことや大変なことは、常に心のどこかにあり、その事に押しつぶされそうになったりすることもあります。
でも、だからこそ、楽しいことはその場で全力で楽しみ、心のそこから笑うことが必要なのだと思いました!
それともう一つ。
「自分と他人の巡り合わせが自分を作る。あなたがいて、はじめて私になる。人をリスペクトする事は、つまり自分をリスペクトすること。」
以前受講した【手ぶらで写経会】でも、副住職からこのようなお話を聞いた事を思い出しました。
私たち一人一人が、自分の事のように他人の事を思うようになれば、もう少し優しい世の中になるのかな、と感じました。
ギター一本で熱唱する英心さん。全部で5曲披露して下さいました!
英心さんの時には優しく、時には力強い美声が、会場中に響き渡りました♬
とても耳に心地良い、素敵な歌声でした(*^^*)
中でも印象に残っているのが、秋田弁とレゲエのリズムが絶妙にマッチした、
という曲です。
こちらはMV(ミュージックビデオ)も最高なので、ぜひご覧になってみて下さい!
“耳きけねぐなったじっちゃがこへだ、ままがうめえ”
(耳がとおくなったおじいさんが作った秋田米が美味しい)
という感じの曲ですd(^_^o)!
来場していた小さなお客様も、両手と両足を全力で動かして、一生懸命手拍子を送っていました(o^^o)
ヤバい・・・かわいすぎる(*´艸`)!
「音楽もカフェも、好きなことをしていたら現在(いま)の自分になった。
お坊さんだから、あれをやってはいけない、これはいけない、と決めつけないで生きている。
皆さんも、決めつけから解き放たれて、自由に生きて欲しい。」
と英心さん。
講演会終了後、身も心も軽くなったような、清々(すがすが)しい気持ちになったブログ担当でした(^^)!
(K・M)