シリーズ《この人に会いたい!》第15回

現在産直センター潟の店にて、期間限定で「ビーズワイヤーアート」が販売されています。

 

 

動物をモチーフにした物や、クリスマスをイメージした物など、大小様々なアート作品が並んでいます!

色使いが個性的で、とっても目を引きますね^^!

 

今回の《この人に会いたい!》は、この作品を南アフリカ共和国から届けてくれた、伊藤日南(ひなた)さんをご紹介したいと思います!

伊藤さんは「大潟村ふるさと会」の会員で、家族の仕事の都合で現在は南アフリカ共和国在住です。

※「大潟村ふるさと会」について、詳しくはコチラをご覧下さい。

 

 

Q1.「ビーズワイヤーアート」について教えて下さい。

 

この作品を作ったのは、ジンバブエの経済が崩壊してから、仕事を求めて家族とともに南アフリカ共和国へ渡った移民の方々です。しかし定職に就くことが難しく、アートの売り上げでギリギリ生計をたてています。

私の生活圏の近くで販売していることもあり、彼らと何度か会って話したりしているうちに親しくなりました。

作品はアフリカの自然からインスパイアされたものが多いのですが、中でも鳥に目を奪われました。種類ごとに細かく作り込まれているんですよ!

 

 

本当だ!一つ一つどれも違う(°0°) 細かくて凄い!

これらの作品は一人の人が作ったのですか?

 

いいえ。何人かの仲間で作ったものです。販売は個人でしているので、それぞれから購入したものを今回持ってきました。

 

 

 

Q2.南アフリカ共和国での暮らしはどうですか?

 

南アフリカ共和国は、アフリカ大陸の中でも栄えている方なので、そこまで大きな違いや苦労はないように思います。断水や、計画停電などはありますが・・。

断水は月に2,3回位かな。夏場は外に水をまいたり、プールに使ったりで水の使用量が増え、断水頻度があがります。

 

え、それは大変ですね・・(゚ロ゚)

現地の食べ物はどうですか? 主食は何を食べているのですか?

 

食べ物はどれも美味しいです!果物は新鮮だし、お肉も美味しい。牛肉、ラム、チキンなど。それとワインも!

主食は、南アフリカは多民族国家なので、それぞれの民族によって異なります。

主に黒人が主食としているのは、トウモロコシの粉を水と混ぜ、火を加えて煮て練り上げた、「パップ」というものです。

正直、私はあまり好みではないかも・・・笑

 

 

Q3.今回村に作品を届けようと思った経緯や、思いなどがあれば教えて下さい。

 

「ビーズワイヤーアート」に感銘を受け、作品の写真を見せた時の母の反応もとてもよかったので、ぜひ日本で紹介したいと考えました。また、彼らにとっても一時的な収入だけでなく、継続的に収入を得られるような仕組みが作れたら、と思い、今回トライアルとして、地元である大潟村で開催してみようと思いました。

南アフリカは貧富の差が激しく、特に若者の失業率は60%を越えています。

彼らはその中のほんの一部ですが、アートを通じて、少しでも南アフリカを取り巻く現状について知っていただけたらと思います。

 

 

 

「ビーズワイヤーアート」を通しての出会いから、個人でこのような活動をしている伊藤さん。

その行動力と志(こころざし)を心から尊敬します!

 

「ビーズワイヤーアート」は、産直センター潟の店にて、10月28日頃までの期間限定販売ですので、ぜひ足を運んでみて下さい!

伊藤日南さん、この度はご協力頂きましてありがとうございました!

 

伊藤さんのYouTubeはコチラ

 

 

 

(K・M)