伝統を学ぶ

(今日9時の様子)

大潟中学校の体育館に集まった、社会科資料集から抜け出てきたかのような人たち。

毎年この時期、大潟中の2年生が習うのが『百姓踊り』です。

お囃子の小気味良い演奏に乗ってお百姓さんが田んぼで働く姿をユーモラスな動きで表現するこの踊りは、農を生業とする大潟村の伝統芸能のひとつです。

 

5月から毎月1回ずつ練習を続けている2年生たち。

授業や部活動、夏休みの合間を縫って、大潟村百姓踊りの会の方々から一生懸命教わっています。

 

本番さながらに衣装を着てステージ上での練習は今日が初めてだそうですが、成長期の中学生たち、なかなかサマになっていると思いませんか(^^)?!

 

全員がお囃子演奏と踊りの両方を担当します。

演奏をしつつ自分の出番までにステージへ上がるのは至難の業。

タイミングをつかむまで何度も練習していました。

 

「いくら農業が進化しても、農作業の原風景は後世に伝えていきたい。」

その思いで結成された百姓踊りの会とこの活動は、大規模農業のモデル農村だからこその想いかも知れませんね。

中学生たちの踊りが披露されるのは大潟中学校の文化祭当日(9月上旬)。

文武両道に郷土芸能までこなすとは、なんとマルチな大中生でしょう!!

文化祭当日が楽しみですね☆

 

(P-Mas)