村産グルテンフリー給食

4月28日(木)に、大潟小学校と大潟こども園で、給食で村産グルテンフリーの食材を使用した献立を提供する取り組みが行われました。今回は大潟小学校にお邪魔して、その様子を見させて頂きました。

 

この日の献立は、ごはん 米粉ぎょうざ 豚肉とたけのこのソテー 中華風コーンスープ パインゼリーです。写真がぼけていてすみません。。

 

この中の米粉餃子と、中華風コーンスープにグルテンフリーの食材が使われています。

 

とても美味しそうですね(*^^*)

米粉餃子はその名の通り、小麦粉を使わず米粉で作った皮に、野菜で作った餡を包んだ餃子です。お肉を使っていないので、グルテンフリーでもあり、ヴィーガンでもあります。コーンスープの中には、米粉で作ったフジッリという名のペンネが入っています。

 

 

もう配膳された状態なので手短に、と、株式会社大潟村あきたこまち生産者協会の涌井さんと、株式会社餃子計画の秋山さんから、商品についての説明をして頂き、いよいよ実食です。待ちきれないそわそわした空気がとても微笑ましかったです(^^)

 

 

コロナ禍なのでみんな黙食をしていましたが、思わず美味しい、というつぶやきがあちこちから漏れていました(^^)おかわりしている子もいましたよ♪

 

「モチモチしていて、米粉で作ってもこんなに美味しいんだ、と思いました。」

 

「今日食べた米粉が大潟村産なのはとても嬉しいです。自慢になると思います。」

 

メディアの取材にも堂々と対応していて、感心です(^^)

 

株式会社餃子計画の秋山さんのお話では、現在グルテンフリーの商品は、食文化の多様化により、ヨーロッパや北米などの海外で、徐々に動き出しているそうです。中でも、グルテンフリーかつヴィーガンの餃子は珍しいので、特に人気があるそうです。ただ、国内では横ばい状態との事。食文化の多様化が、日本国内では米の消費減につながっているのが現実です。

食糧自給率が低い日本で、唯一100%近い自給率を誇っているお米。そのお米を加工して作った米粉商品は、一昔前に比べれば、スーパーやコンビニで目にする機会も増えてきましたが、まだまだ少ないな、と思います。もっと手軽に手に入るようになれば、一生産者としても一消費者としても、とても嬉しく思います。

 

昨今の世界情勢を思うと、食の大切さ、ありがたさを改めて考えさせられますね。

 

 

 

(K・M)