オオタカの巣

今村内では、松くい虫の被害にあった松の伐採作業が行われています。

 

赤いテープが巻かれているのが、伐採予定の松の木です。↓ ↓

 

そんな村内某所の松林で、オオタカの巣が発見されました!

オオタカは、タカ目タカ科に属する鳥類で、日本におけるタカ類の代表的な種です。

北海道から本州の広い範囲で繁殖し、四国、九州の一部地域でも繁殖が確認されています。

日本国内では、生息地の大規模開発等で数が激減し「国内希少野生動植物種」に指定されましたが、その後数が回復し、2017年に指定が解除されました。

 

 

 

 

写真①、②は同じ巣で、③は別の巣です。

オオタカの巣は2つ見つかったのですが、発見時③の写真の巣はもう空になっていて、雛が巣立った後のようでした。

①、②の写真の巣には、私が見に行った時点で1羽の鳥の姿が確認できました。

最初にみつけた時には、3羽の雛が確認できたそうです。

 

こちらは干拓博物館の企画展などでもおなじみの、村の自然を長期にわたって記録し続けてきた、堤朗(つつみ あきら)氏撮影のものです。

はっきりとオオタカの雛が確認できる貴重な一枚です!

もうずいぶん大きく感じますが、これで雛なのですね(゚ロ゚)!

 

巣がある松は伐採対象ではないのですが、雛の巣立ちが確認出来てから周囲の伐採作業を開始するそうです。

 

野鳥の楽園・大潟村。野鳥と共存する村の、胸がホッコリする出来事でした(^-^)

 

 

 

(K・M)