2024年12月11日
みなさん、「プレコンセプションケア」という言葉をご存知ですか?
WHO(世界保健機関)では「妊娠前の女性とカップルに医学的・行動的・社会的な保健介入を行うこと」を定義としています。
広い意味では、若いうちから男女共に将来の妊娠等も意識し、自分の心身の健康管理を行うことを指しており、近年注目されるようになっています。
“将来の妊娠・出産の為の生活習慣は幼少期の生活からつくられる”
を題材とし、公民館主催で講話がありました。
講師は、助産師/思春期保健相談師 武石 万里子 さんです。
小中学校での性教育でもお馴染みです(*^_^*)
たくさんの資料やグッズが並べてあり、手にとっては驚くものばかり(@_@)
参加者さんも興味津々の様子でした(^^)/
この日は18名が参加されていました。
私も子どもを持つ保護者として、とても興味があります。
プレコンセプションケアには
受胎前ケア=若者の健康づくり
が重要になります。
効果としては、
①妊娠前からの健康づくりは、不妊症予防と健康な妊娠・出産につながり将来生まれてくる子どもたちも健康になる。
②本人にとっても若い頃からの健康習慣は、がん・生活習慣の予防・健康寿命につながる。
子どもをもつ予定の有無に関わらずメリットがある。
と説明がありました。
新しい保健の概念ですね(^_^)/
こんなお話も。
予期せぬことが起きた時。
もし自分の子どもが話してきたら…
えー!!いつ?どこで?どうして?それでそれで?(@_@)??
は、絶対NGです…
驚きのあまり言ってしまいそうだなと想像した私…いけませんね(*_*)
そんな時は「良く話してくれたね。」がまず先です。
冷静さを持ち、根掘り葉掘り聞かないこと。
もし犯罪が疑われるようなら 誰が何をした を聞くのみで適切な場所へ通報する。子どもはたくさん聞かれて話すうちに、記憶の正確性が薄くなっていくそうです。
質疑応答では積極的に質問される姿が見られました。
とても心強い言葉!
家族に言えない時は、頼っても良い人が身近にいることを覚えていて欲しい。
インターネットの普及によってたくさんの情報が溢れている現代社会。
正しい情報を正しい形で。
正しい知識を持つことが自分を守ることに繋がると、再認識した講話となりました。
(Mee)