家庭教育学級~プレコンセプションケア~

みなさん、「プレコンセプションケア」という言葉をご存知ですか?

WHO(世界保健機関)では「妊娠前の女性とカップルに医学的・行動的・社会的な保健介入を行うこと」を定義としています。

広い意味では、若いうちから男女共に将来の妊娠等も意識し、自分の心身の健康管理を行うことを指しており、近年注目されるようになっています。

“将来の妊娠・出産の為の生活習慣は幼少期の生活からつくられる”

を題材とし、公民館主催で講話がありました。

講師は、助産師/思春期保健相談師 武石 万里子 さんです。

小中学校での性教育でもお馴染みです(*^_^*)

たくさんの資料やグッズが並べてあり、手にとっては驚くものばかり(@_@)

参加者さんも興味津々の様子でした(^^)/

この日は18名が参加されていました。

私も子どもを持つ保護者として、とても興味があります。

 

プレコンセプションケアには

受胎前ケア=若者の健康づくり

が重要になります。

効果としては、

①妊娠前からの健康づくりは、不妊症予防と健康な妊娠・出産につながり将来生まれてくる子どもたちも健康になる。

②本人にとっても若い頃からの健康習慣は、がん・生活習慣の予防・健康寿命につながる。

子どもをもつ予定の有無に関わらずメリットがある。

と説明がありました。

新しい保健の概念ですね(^_^)/

 

こんなお話も。

予期せぬことが起きた時。

もし自分の子どもが話してきたら…

えー!!いつ?どこで?どうして?それでそれで?(@_@)??

は、絶対NGです…

驚きのあまり言ってしまいそうだなと想像した私…いけませんね(*_*)

そんな時は「良く話してくれたね。」がまず先です。

冷静さを持ち、根掘り葉掘り聞かないこと。

もし犯罪が疑われるようなら 誰が何をした を聞くのみで適切な場所へ通報する。子どもはたくさん聞かれて話すうちに、記憶の正確性が薄くなっていくそうです。

質疑応答では積極的に質問される姿が見られました。

とても心強い言葉!

家族に言えない時は、頼っても良い人が身近にいることを覚えていて欲しい。

 

インターネットの普及によってたくさんの情報が溢れている現代社会。

正しい情報を正しい形で。

正しい知識を持つことが自分を守ることに繋がると、再認識した講話となりました。

 

(Mee)