2016年10月21日
先月のブログでお伝えした、大潟小5年生による稲刈り作業。
約1ヶ月の乾燥期間を経て、【脱穀作業】を迎えました!
(稲を乾燥させることにより、水分を蒸発させて、防腐効果があるそうです。)
農業のことをあまり知らない方には、脱穀(だっこく)という言葉は聞き慣れないことと思います。
簡単に言えば【稲を刈った後、穂からお米の粒を取る作業】のことです。
現代の農業では、稲の刈り取りやこの脱穀作業もコンバインという機械によって
一気に行うことができます。
でも刈り取りや乾燥作業など、手作業や重労働を体験してみることにより、
子ども達はお米作りの大変さを身に染みて学んでくれることでしょう!(^^)
ひと束ひと束、脱穀機に通していきます。
脱穀機を通っても取り切れなかった穂は、手作業で丁寧に脱穀しました。
大量に出たワラは、土にすき込まれ、来年の田んぼを作るときの肥料となるそうです。
脱穀作業を終えた後は、収穫したお米の粒がどのように精米されるかを学びます!!
【もみ殻をする~玄米になる~玄米に付いているぬかを取る~だんだんと白米になる】
という作業を経て、私たちが普段食しているお米は完成されます。
大潟村は家業が農家という児童も多く、細かい仕組みまで熟知している子もいましたが、
あえて【手作業】の体験をすることで、よい勉強になったことでしょう(^^)♬
(T.S)