かまたろうで、焼いたろう♪

【Dreamかま太郎】。その愉快なネーミングと存在は知っていましたが、実際に使われているところを見たことはありませんでした。

6月18日(土)、「炭焼き体験教室」にお邪魔させていただき、ついにその個人的に謎に包まれていた存在が明らかになりました!

 

 

講師は『大潟村木炭水質浄化研究会』。代表は鈴木隆二氏です。

はじめに本日のながれを説明していただきます。

 

作業に入る前に、参加者の皆さんでパシャリ(^^)

子供達が持っている缶には、炭にしてみたい思い思いのモノがつまっています。

松ぼっくり等の草木や、リンゴなど食べ物を入れている子もいました。

 

 

いよいよ作業開始です!

大量に積み上がっている木を、(松がメインだそうです)みんなでどんどん釜に運んでいきます。

 

 

 

 

こちらの煙をあげている缶の中では木くずを燃やしていて、これが火種になります。

 

 

ローラーを使って、釜の中にどんどん木が運ばれていきます。皆さんとても手慣れていました。

 

 

子供達から預かった缶も運ばれていきます(^^)

 

 

釜の中はこんな感じです。大人はかがまないといけない位の高さです。

バッチリポーズを決めてくれました☆(^o^)

 

 

木々と缶はこのように置かれました。

 

 

釜の中からパシャリ☆

 

 

この後、さらにどんどん木を入れていきます。隙間があると中のモノが燃え尽きてしまうので、隙間を作らないように大量の木を使います。燃やすというよりは、蒸す感じが正解だそうです。

本日のブログのタイトルは「かまたろうで、焼いたろう」ですが、正確には「かまたろうで、蒸したろう」ですね(^^)

 

 

大小様々な木で、隙間なくびっしり埋まりました。

 

 

次は火種をどんどん入れていきます。

 

 

子供達が一生懸命扇ぐと、あっという間に火が付きました。

 

このあと次の日の昼頃までは何回か火の様子をみて、安定したら(80℃位になったら良いそうです)石で蓋をします。

実際に取り出すのは、その時の予定や行事にあわせて、1カ月~2カ月後位になるとのこと。その際は慎重に取り出さないと、缶の中のものが崩れてしまうそうです。

 

元々この「かま太郎」は、八郎潟残存湖の水質を改善したい、という思いの元、大潟村の有志によってつくられたそうです。炭には脱臭効果の他に、水を浄化する作用もある事を初めて知りました。

そして、このような立派な釜を、集まった村人でつくってしまえるということに驚きました。村人には”一芸に秀でている人が多い”、と聞いたことがありましたが、今回の体験でよくわかりました。

 

 

最後に代表の鈴木さんの締めの挨拶で、「炭焼き体験教室」は終了です!

次回は、バーベキューも出来たら良いですね(^^)(コロナ禍により中止しているそうです)

 

 

ブログ担当、この後家に帰りマスクを取ってみたら、顔が歌舞伎役者の隈取りのように炭まみれになっていました(笑)

なかなか面白かったので、写真を撮っておけばよかったな、と後悔しています。

そんな体験も含めて、楽しい「炭焼き体験教室」でした!

 

(K・M)