2022年06月24日
【Dreamかま太郎】。その愉快なネーミングと存在は知っていましたが、実際に使われているところを見たことはありませんでした。
6月18日(土)、「炭焼き体験教室」にお邪魔させていただき、ついにその個人的に謎に包まれていた存在が明らかになりました!
講師は『大潟村木炭水質浄化研究会』。代表は鈴木隆二氏です。
はじめに本日のながれを説明していただきます。
作業に入る前に、参加者の皆さんでパシャリ(^^)
子供達が持っている缶には、炭にしてみたい思い思いのモノがつまっています。
松ぼっくり等の草木や、リンゴなど食べ物を入れている子もいました。
いよいよ作業開始です!
大量に積み上がっている木を、(松がメインだそうです)みんなでどんどん釜に運んでいきます。
こちらの煙をあげている缶の中では木くずを燃やしていて、これが火種になります。
ローラーを使って、釜の中にどんどん木が運ばれていきます。皆さんとても手慣れていました。
子供達から預かった缶も運ばれていきます(^^)
釜の中はこんな感じです。大人はかがまないといけない位の高さです。
バッチリポーズを決めてくれました☆(^o^)
木々と缶はこのように置かれました。
釜の中からパシャリ☆
この後、さらにどんどん木を入れていきます。隙間があると中のモノが燃え尽きてしまうので、隙間を作らないように大量の木を使います。燃やすというよりは、蒸す感じが正解だそうです。
本日のブログのタイトルは「かまたろうで、焼いたろう」ですが、正確には「かまたろうで、蒸したろう」ですね(^^)
大小様々な木で、隙間なくびっしり埋まりました。
次は火種をどんどん入れていきます。
子供達が一生懸命扇ぐと、あっという間に火が付きました。
このあと次の日の昼頃までは何回か火の様子をみて、安定したら(80℃位になったら良いそうです)石で蓋をします。
実際に取り出すのは、その時の予定や行事にあわせて、1カ月~2カ月後位になるとのこと。その際は慎重に取り出さないと、缶の中のものが崩れてしまうそうです。
元々この「かま太郎」は、八郎潟残存湖の水質を改善したい、という思いの元、大潟村の有志によってつくられたそうです。炭には脱臭効果の他に、水を浄化する作用もある事を初めて知りました。
そして、このような立派な釜を、集まった村人でつくってしまえるということに驚きました。村人には”一芸に秀でている人が多い”、と聞いたことがありましたが、今回の体験でよくわかりました。
最後に代表の鈴木さんの締めの挨拶で、「炭焼き体験教室」は終了です!
次回は、バーベキューも出来たら良いですね(^^)(コロナ禍により中止しているそうです)
ブログ担当、この後家に帰りマスクを取ってみたら、顔が歌舞伎役者の隈取りのように炭まみれになっていました(笑)
なかなか面白かったので、写真を撮っておけばよかったな、と後悔しています。
そんな体験も含めて、楽しい「炭焼き体験教室」でした!
(K・M)