2014年07月06日
菜の花が華麗に咲き誇っていたのが5月。
先日刈り取られた菜の花畑(※1)は、来年の春を静かに待つ・・・わけではないようです!
なんと既に、来年に向けての作業が始まっていましたw(゜□゜;)w セイセイ
7月3日(木)、たまたま特別養護老人ホームひだまり苑の前を通ると、
なにやらトラクターが力走しているではありませんか!
「今度は何を植えるんですか?菜の花が終わったばかりだというのに、大変ですね!」
駆け寄って聞いてみたところ、村から管理を委託されている耕心会の方が教えてくれました。
「ネマコロリだよ。」
ネマ・・・?ネマなに?
きっとナマりが強くて聞き取れなかったのかな。
そう思った次の瞬間、軽トラックの荷台にあったものは・・・
そのまんまでした。
観念してお話を伺ってみると、
ネマコロリは豆科の植物で、菜の花の連作障害(※2)を防ぐために植えるとのこと。
ネマコロリも黄色い花が咲くそうなんですが、咲くか咲かないかの頃にはすき込んでしまう(ザクザク切り刻んで土と混ぜ込む)ので、花が見られた人はラッキーですね。
そして9月にはもう、来年の菜の花の種(=菜種)を植えてしまうんだそうです。
↑これはネマコロリの種
ちなみに、この種をちょっとだけもらってきて、
役場の掲揚塔の横に植えました。順調に育ったらまたご紹介しますね(^_^)v
(tatsu-knee)
※1.菜の花の刈り取りの様子はきっと画になるであろうと思って、その取材だけで1本の記事を立てようと思っていたところ・・・
かくかくしかじかですれ違い(*_*) 耕心会さんに写真だけ頂きました。
↑でっかいコンバインで刈り取ります。稲の刈り取りと同じで、コンバインの中で脱穀され、菜種だけがタンクに貯まっていくそうです。
※2.連作障害・・・畑で同じ植物を何年も作り続けた結果、土中のミネラル等のバランスが崩れて、植物が育たなくなること。なお、水田では、「水のチカラ」のおかげでそれが起きないそうです。