手ぶらで写経会♪

【写経】(しゃきょう)というと、皆さまどんなイメージをお持ちでしょうか??

私のイメージは、

・漢字が難しそう

・筆で書くのが大変そう

・ちょっと敷居が高そう

・でも、なんだかかっこいい感じがして、ちょっと興味ある

こんな感じでした。

そんな私に、絶好の機会がやってきました!その名もズバリ、

【”手ぶらで”写経会】です\(^^)/!

 

講師は、日蓮宗 久遠山 法華寺(にちれんしゅう くおんざん ほっけじ)

副住職 齋藤 宣裕(せんゆう)氏。

 

この【手ぶらで写経会】は、平成29年4月から開始されました。

難しくない写経でお経に親しんでもらい、もっと気軽にお寺へ足を運んで貰えたら、との思いから始められたそうです。

本来は使う硯(すずり)、墨、筆、覆面瓠(ふくめんこ:手作りの和紙のマスク。教に息がかからないようにするため。今はこれがなくとも、時代のせいで皆マスクをしています。)も今回は使用せず、筆ペンでのなぞり書きの写経となります。

 

はじめに、写経の歴史や、お釈迦様について、仏教について等のお話を聞かせて頂きました。

 

次に、塗香(ずこう:香木を粉にしたもの)をお清め代わりに手に塗りつけ、いよいよ【写経】開始です!

 

本日の写経は、『妙法蓮華経』(みょうほうれんげきょう)の中から抜粋された、4種類の中から選びます。

それぞれどんな意味を持つのか、説明書きも用意されていました。

 

本日が初の【写経】。習字も学校の授業以外触れてこず、筆ペンも、冠婚葬祭の封筒に記載する以外使うことのない私。

内容云々よりも、一番文章が短いモノを選びました!

時間内に仕上げることが、今回の目標です!!

 

こちらのお手本をひたすらなぞり書きします。

私の想像では、書いている間は”無”になって、なんだかかっこいい体験が出来るような気がしていました。

ですが実際は、

 

「え、この漢字なんて読むんだ?」

「身長と机の高さが合ってないのか左肩が痛いなぁ」

「え、今何時?ペース上げないとヤバい??」

などなど雑念にまみれておりました・・・。

ですが、最後の方はちょっとだけ”無”になれていたような気がしました(^^)!

 

 

「はい終了です!」

 

結果は、

無念・・・。時間内に間に合わずでした。。。

 

閉講後、ちょっとだけその場に残り、最後まで仕上げました。

 

 

完成した写経は、自宅に持ち帰り仏壇にお供えするか、お寺に奉納するか選びます。

また、完成出来なかった場合は、自宅で完成させるか、お寺に預かって頂き後日お寺で完成させてもOKです。

 

この度は、とても貴重な体験が出来ました。

筆でなぞり書きする事も、副住職のお話を聞くことも、率直にとても楽しかったです(^^)

副住職は、とても物腰が柔らかく腰の低い、穏やかな雰囲気の方で、緊張気味だった私の心はすぐにほぐれていきました。

そんな副住職のおかげか、私の中でのお寺に対するイメージが、

『普段は行くことの無い場所』から、『気軽に行っても良い場所』に変わりました。

 

 

今回の【手ぶらで写経会】の他にも、気軽に体験出来るイベントがありますので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか(^^)

 

日蓮宗 久遠山 法華寺(にちれんしゅう くおんざん ほっけじ)

のホームページはコチラをチェック!

 

 

(K・M)