2022年01月13日
1月7日(金)大潟村教育振興大会が開催されました。
講演「~5人に1人はHSC(思慮深く刺激に敏感なこども)~HSCが素晴らしい力を発揮するサポート」には村内の教育関係者や保護者が大勢集まり、NPO法人千葉こども家庭支援センター理事長 杉本 景子 氏の講演に耳を傾けました。
こどもの場合はHSC(The Highly Sensitive Child)、成人の場合はHSP(The Highly Sensitive Person)と表されます。
いくつか特徴をあげると…
・思慮深い
・浅い話には興味がわかない
・調べてから提案する
・根拠を持って言動する
・「まあいいか」は苦手
・モラルを内面化している
・大人びている
・涙もろい
・完璧主義
・怒られている人を見るのがつらい
・チクチクする服、合わない服、濡れた服、サプライズは苦手
・音や光、におい、味、暑さ、寒さ、空腹、喉の渇き、痛みなどに敏感 等々
HSCやHSPの割合は男女問わず人口の15~20%とされ、後天的ではなく生まれ持った気質と断定されているそうです。
緊張感を与えるのではなく緊張を和らげる、思いやりに溢れた環境で育てるなど、周囲が支えることでHSP・HSPの方々はぐっと生活しやすくなると言われています。
感受性の豊かな方が困っている場面を見かけたら、もの怖じせずそっと手をさしのべられる社会でありたいですね。
(P-Mas)