2024年12月09日
冬の大潟村にはハクガン、シジュウカラガンをはじめ、多くの絶滅危惧種の野鳥がやってきます。
今回は、12月1日(日)に行われた「冬鳥観察会」の様子をお届けします!
最初は、干拓博物館で講演が行われました。
▲日本雁を保護する会 呉地正行さん
▲獣医師 小泉伸夫さん
お二人を講師にお招きし、大潟村のガン類についての解説や、ガンの種類の見分け方、鳥インフルエンザの脅威についてお話ししていただきました。
大潟村は周囲からほぼ隔離された地形であり、野鳥の天敵となる哺乳類があまり入り込まないことが、大潟村が野鳥に好まれる理由のひとつだそうです。
その後は、バスで田んぼなどを巡りながら野鳥観察を行いました。
真上を通過するハクガンの群れ
珍しいアオハクガンと首輪標識個体(T02)
シジュウカラガンの群れ
オジロワシの若鳥
午前のバス巡回でガンやカモ、猛禽類を観察することができました。
もちろんバスの乗り降りの際は、鳥インフルエンザ拡散防止のために靴の裏や三脚の足の裏の消毒を行いました。
午後からは、プレイヤー自身が鳥インフルエンザになって感染を広げるボードゲームをプレイしました。講師は午前の観察会でもご一緒した小泉伸夫先生です。
遊びながら鳥インフルエンザについて学ぶことができるボードゲーム。
これが結構盛り上がります(^^♪
戦略が人によって違っていて個性が表れます。
ある人は養鶏場侵入で一発逆転をねらい、ある人は病原性と感染力をアップして猛威をふるいながらパンデミックをねらう…
▲新型ウイルス変異ルートに入った青チーム。
たくさんの研究者の意見が反映されたボードゲームです。
とても遊びごたえがあり、子どもよりも大人が白熱してしまうようなゲームでした♪
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
今後もマナーを守って楽しく観察をしましょう(*^-^*)
(Ru)