心はればれゲートキーパー養成講座

皆さん、「心はればれゲートキーパー」という言葉をご存知ですか?

悩みを抱えている人のサインに「気づき」、その人に「声かけ」をし、必要な支援へと「つなぐ」役割を担うボランティアのことを言います。

初めて聞く言葉に興味を持ち、講座に参加してきました。

毎年開催されているとのことでしたが、今年は参加者が多く関心の高さが伺えました。

講師は 秋田県ふきのとう県民運動実行委員会 NPO法人蜘蛛の糸 事務局長 木場 忠義 氏 です。

秋田県は自殺死亡率が高く、県内も全国的にも男性が多い。

高齢になるほどこの傾向が高く、特に80才以上になると高くなっているデータが出ているそうです。

 

「気づき」~家族や仲間の変化に気づく

「声かけ」~実際に声をかける

「話を聴く」~相手の気持ちを尊重し、耳を傾ける

「つなぎ」~早めに専門家に相談するように促す

 

このステップを踏んで自殺防止に繋がることを目指します。

 

「気づき」が遅かった場合、どうしたら良いのか…

具体的な質問が出たりと積極的な様子も伺えました。

 

では大潟村の自殺対策は…

講師は 大潟村保健センター 保健師 髙森 友希 氏 です。

大潟村の特徴を基に

1.児童生徒・若者への対策

2.子育て・働き盛り世代への対策

3.高齢者への対策

4.生きがいづくり

に重点を置き施策されているとのことでした。

 

小中学校でのいのちの教室もこの施策であったと聞いて驚きました。

この授業の後、命の大切さを家庭で話したことがあり、とても良い取り組みだなと感じていました。

ゲームや動画SNS等で見たり聞いたりすることがあるかもしれないけれど、簡単に人の生き死にを言葉にしてはいけないよ。

命の重さ、尊さを心に刻んで欲しい。

そう願わずはいられません。

 

このボランティア活動が自殺対策に繋がることはもちろん、関心を持つことが全ての人にやさしい地域づくりにつながると考え取り組まれている「心はればれゲートキーパー」

いつか自分も誰かのお役に立てたら…

「命の門番」が1人でも多くなれば良いなと思います(*^-^*)

 

(Mee)